【問】リーダーシップの勉強効果が出ません

2007.10.10

組織・人材

【問】リーダーシップの勉強効果が出ません

泉 一也

私は、1年前に課長に昇進し、5人の部下を持つようになりました。年上の部下、反抗的な部下、気ままな部下など“個”の強いメンバーが揃っています。 私にはカリスマ性がないので、なんとか彼らを引っ張る力をつけようとビジネススクールに半年通いました。また、コーチングも社内の研修で勉強しました。 学んだ知識やスキルを実践してきましたが、、一向にリーダーとして全員を引っ張れていません。

最近は、「私にはリーダーとしての資質がないのだろうか?」と考えるようになりました。何か、いいアドバイスをいただければと思います。

(証券 課長 男性 39歳)

【答】答えを求める“消費者”意識を脱却すべし
勉強したことを、一旦横において、あなたの頭で次のことを考えてください。

「どんな上司の元であなたは仕事をしたいか?」

この答えが、あなたが追究すべき上司像です。

勉強は“知識”という思考の材料を提供してくれます。知識で終わるのは、知識があなたのモノになっていないからです。

得た知識とあなたが持つ「考え方」を衝突させ、融合させればあなたのモノになります。

既にあなたは、考えるだけの材料を持っています。しかし、あなたの意識は“消費者”です。常に、「答えが欲しい」といって探している消費者です。

消費者のあなたは、部下の目に、 “自分を持たないリーダー”として映っているかもしれません。

『また受け売りのこと言ってるよ』と内心思っているかもしれません。

これからは意識を“生産者”に変えてください。

生産者とは、自分の頭で考え、自分なりの付加価値を生み出す人のこと。

勉強はもう十分ではないでしょうか?あなたのリーダーシップ・スタイルを自分の頭で考え作り出し、現実の中で成功と失敗を繰り返しながら、磨き上げてください。

         知識を見識に、見識を胆識に

つまり、外から得た情報が“知識”。知識を元に、自分のなりに考えだしたものが“見識”。見識を現実の中で実践し、腹が据われば“胆識”となるわけです。

リーダーは知識でなく、胆識が求められるのです。

最後に、コーチングスキルを勉強し実践しても成果が出ないマネージャーの3つの共通項をお伝えしておきます。

1)仕事を楽しめない人
2)挨拶する、感謝する、謝る、が素直にできない人
3)体を張って部下を守らない『自己保身』の強い人

イメージしてみてください。こういう人からコーチングを受けたくないと思いませんか?

『今週のガチンコメッセージ』

 答えは外にはありません。あなたの中にあるのです。

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