不景気の病に効きそうな薬をもらった

2009.10.13

経営・マネジメント

不景気の病に効きそうな薬をもらった

安田 英久
株式会社インプレスビジネスメディア Web担当者Forum編集長

今日は、Webの話から離れて仕事のやり方の話を。


最近、どんな人と話をしても「景気悪くて、しんどいですね」という流れになってしまいます。まぁ、その話題を振るのが悪いのですが。でも、景気が悪いと言って暗くなるよりも、前に進みましょう。そのために、やる気が出る言葉をいくつか紹介します。

最近SEOmozの人とメールでやりとりしているときに、「米国はどうですか? 日本は今、Web系のビジネスがすごく厳しい状況です」みたいな感じのことを(泣き言っぽく)言っていたら、SEOmozの社長のジリアンさんからのメール(しかも長文)に、こんな言葉が入っていました。

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 生き残れる企業とは、将来を見据え、ビジネスの手段や焦点やスタイルを変容させることによって、未来のテクノロジーやヒューマンインターフェイスをうまく利用していけるところ。そうできる企業は生き残るだけでなく、さらに成長して、明日の、近い将来の、そして未来のリーダーとなれる。それ以外の企業は、人力車専門の製造業者のようになっていくだろう。出版社とはいえ、最後に残った紙出版の1社になれば、その世代の人からは好奇の目で見られるだけの存在になってしまう。自分を“今の経済での有力者”だと思っている人や、“今の社会のリーダー”だと自認している人には、未来はない。

 将来に目を向けようよ!インプレスは、一番すごいテクノロジーを見つけて、それを最大限に活用できるように、自分を変えていくんだ。インプレスが情報発信するべき相手は明日の世界にいるのであって、昨日の社会を見ているべきではない。そして、理解しておくこと……“今日”はすぐに“昨日”になっていくんだ。
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太字で示した部分は、原文ではすべて大文字で、つまり強調して書かれていた部分。人力車というのは、日本観光に来たときに、浅草で観光用の人力車に乗ってもらったあたりから来ている話です。

景気が悪くて気分も下がっているときに、このメールは効きました。ジリアンさんは精力的な人で、話をするといつもヒントや気づきをくれるので、私にとってはビジネスの師匠の1人です。

とはいえ、こんなことばかり言っていると、「ビジネス書みたいなきれい事はいいけど、今期の売り上げはどうするんだよ?」と言いたくなりますよね。でも、実は論点が違います。目の前にあることはやらなきゃいけないし、今年を乗り切らないと来年がないのは当然。それはビジネスを行ううえで大前提。でも、そこ(厳しい今)だけ見ていると、ずっとその状態にとらわれてしまって、気持ちは「景気良くならないかな」となってしまいます。気がつくと、「景気が悪いからね」と言い訳をしている自分がいるのではないでしょうか。そうじゃなくて、やるべきことはやったうえで、後ろ向きにならずに、自分の進むべき道をしっかりと見据えるべきだという、ある意味当然の話なんですよね。

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安田 英久

株式会社インプレスビジネスメディア Web担当者Forum編集長

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