私はいつも仕事をするとき、なるべく「忘れる」ことを心がけています。 普段から「ガンガン忘れても大丈夫な仕事方法」を身に着けることを会社のメンバーに話します。 ただ、あんまり普通じゃない考え方みたいです。 会社でも「なるべく忘れることができるように仕事しなさい!」と言うのですが、メンバーは「???」ということが多々あります。読者の皆さんはどうですか?
夕方:自社の製品・サービス開発
終わったこと ⇒ サービスモデルのラフ案が完成
次どこから始めるか ⇒ サービスの懸念点の洗い出しをする
こんな感じです。
でも、「終わったこと」と、「次どこから始めるか」そのものを覚えていないといけないんじゃないと思われる読者の方もいらっしゃるでしょう。
ここで登場するのが、ノートやメモ帳、そしてITツール(グループウェアのTODO機能や、ファイルバージョン管理システム)などツールの出番です。
これらのツールに「終わったこと」と、「次どこから始めるか」がしっかりわかるように情報を整理して記憶しておけば、ガンガン忘れても安心になりますよ。
ただし、「終わったこと」と、「次どこから始めるか」という形で、そのままツールに残す必要があるということではありません。
「終わったこと」は、結果として設計書や企画書にしっかり書いてあればそれで十分だと思いますし、頭の中のアイデアをうまく結果に落とし込むことが大事です。その過程の中で、結果として落としきれないものを、「次どこからはじめるか」として残しておくことをお勧めします。
また、チームに周知する必要があることも、仕事の切れ目でメールなどでしっかり周知する癖をつけると、「あとで言わないと」とか考える必要がなくなります。
さらに、この仕事の習慣をつけると、とても良い事があったりします。
・忘れても大丈夫なので、とても気が楽(笑)
・楽しく難しい仕事に集中できる
・仕事の切れ目で、次のアクションを自然と考えることができる。
・次のアクションを既に考えているので、通勤時などの空いている時間に、難しいアクションの解決策を自然と考えるたりするようになる。
沢山のお仕事を抱えて苦労されている方!
一度お試しあれ。
2009年5月24日
株式会社エクスマート
代表 後久和宏
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後久 和宏
株式会社エクスマート 代表取締役