「エコノミー優先時代とエコロジー優先時代」その3

2009.05.17

経営・マネジメント

「エコノミー優先時代とエコロジー優先時代」その3

菊池 功

『エコノミー(経済性)優先時代』と『エコロジー(環境性)優先時代』を論じる3回目である。

  環境に良いことをしたいけど、
  贅沢な暮らしはしていきたい・・・。
  質素な暮らしはしたくない・・・。
  それは、無理なのだろう。

ただし、一方で、
社会全体が、急に、江戸時代に逆戻りすることも難しい。

『“現代版”江戸時代ライフスタイル』=『LOHASなライフスタイル』を考えなければいけない。

その時の産業の中心は、やはり、“農業”だろう。

『エコノミー(経済性)優先時代』で中心となる産業は工業。
そして、金融業。

一方で、『エコロジー(環境性)優先時代』で中心となるのは農業。
そして、観光業。

しかも、農薬・化学肥料頼りの現代型農業ではなく、
無農薬・無化学肥料の自然共生型・循環型の農業を中心としたもの。

まずは、自給自足的な家庭菜園の普及が基本となるだろう。

グルメブームに乗っかって、
エネルギーを大量に消費して、
海外からやって来る海外輸入製品を食べるよりも、
すぐ近くで採れる新鮮野菜を食べることからスタートすべきだろう。

さてさて、
農業を中心とした『エコロジー(環境性)優先時代』は、
本当に来るのだろうか?

~~~次回に続く~~~

続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。

Ads by Google

この記事が気に入ったらいいね!しよう
INSIGHT NOW!の最新記事をお届けします

一歩先を行く最新ビジネス記事を受け取る

ログイン

この機能をご利用いただくにはログインが必要です。

ご登録いただいたメールアドレス、パスワードを入力してログインしてください。

パスワードをお忘れの方

フェイスブックのアカウントでもログインできます。

INSIGHT NOW!のご利用規約プライバシーポリシーーが適用されます。
INSIGHT NOW!が無断でタイムラインに投稿することはありません。