Yahoo!動画+GyaO:著作権者尊重NO.1映像配信プラットフォームを目指す(1)

2009.04.21

経営・マネジメント

Yahoo!動画+GyaO:著作権者尊重NO.1映像配信プラットフォームを目指す(1)

ITmedia ビジネスオンライン
“ニュースを考える、ビジネスモデルを知る” ITmedia 編集部

ヤフーは4月7日、USENの100%子会社であるGyaOの株式の51%を譲り受け、2009年秋から「Yahoo!動画」と「GyaO」の両サービスを統合させると発表した。井上雅博ヤフー社長と宇野康秀USEN社長が出席した会見の模様を詳しくお伝えする。 [堀内彰宏,Business Media 誠]

 今話したようなプラットフォームの提供を通じて、「著作権者を尊重する圧倒的NO.1の映像配信プラットフォームを目指す」というのが、ヤフーとUSENさんと共同で(運営する)株式会社GyaOで実現したいものです。

話が具体化したのは2008年10月

 質疑応答では提携の経緯や、動画配信サービス事業を黒字化させる方策などについての質問が投げかけられた。

――共同でGyaO株式会社を運営するに至った経緯を詳しく教えてください。

宇野 ヤフーさんとは以前から、グルメGyaOの部分でYahoo!グルメさんと提携させていただいています。また、「Video Complex」という有料サービスもご一緒させていただいています(参照リンク)。そういう縁の中、井上社長の方から「ユーザーさんや広告主が使いやすいような規格統一みたいなものを検討してもいいのではないか」というお話が以前にありました。

 その(話があった)後、我々としても「動画配信サービスをより強化していくためには、自分たち単独でやるよりも、強力なパートナーシップを得た方がいいのではないか」と考えて、私どもからヤフーさんにご相談して、今回に至りました。
                                                        
                                                            

――今回の提携が具体的な話になったのはいつごろですか?

井上 僕はあまり記憶がありませんが、「2008年10月ころにUSENさんの方から最初にお声がけをいただいた」そうです。
                                                 
――USENさん単独ではなく、ヤフーさんと組むに至った理由を教えてください。

宇野 先ほど井上社長からもあった通り、私どもも「このビジネスを独占したい」という発想ではなく、「いろんなコンテンツホルダーの方々がビジネスチャンスを生んでいけるような場作りができればいい」というのが元々の思想でした。そういう意味では、「両社が一体となって、より大きな場にした方が、いろんな方々に与えられるものが増えるのではないか」という判断です。

 これ(無料の動画配信サービス)は広告モデルです。ヤフーさんは(広告モデルで)きちんと収益化していく構造においても、私どもがやっていくより、よほど見識なり、いろんなものをお持ちになっていると思います。「それ以外の部分でも、私どもの持ち得ないさまざまなものが非常に大きくあるのではないか」と(思い)、「こういうこと(ヤフーと組むこと)がサービスにとって一番いいのではないか」という判断に至りました。

~Yahoo!動画+GyaO:著作権者尊重NO.1映像配信プラットフォームを目指す(2) へ続く ~

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