ニールセンのニューロマーケティング新手法

2009.03.03

ライフ・ソーシャル

ニールセンのニューロマーケティング新手法

松尾 順
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

私がマーケティングの世界に踏み込むきっかけとなったのは、 24歳の時入社した世界最大の調査会社、 「ニールセン」(Nielsen) の日本支社です。

「消費者アンケート調査」

による広告評価でも当然ながら必須測定項目でした。

なぜなら、広告制作サイドとしては、

「AIDMA」

の考え方に基づいて表現を考えるからですね。

A → Attention(注意)
I → Interest(関心)
D → Desire(欲求)
M → Memory(記憶)
A → Action(行動)

以前の私のニューロマーケティングでも指摘しましたが、
調査票(質問紙)によるアンケートで、

・注意力 Attention
・感情移入度/関与度 Emotional Engagement
・記憶保持度 Memory Retention
 

といった項目を自分で判断して答えてもらうのは
限界がありました。

自分自身のこととはいえ、
反応の強さを正確に答えるのは難しいですからね。

末尾に示した日経ビジネスオンラインの記事では、
日経ビジネスの記者が被験者になってEEGによる実験を
受けてみた様子が動画で見ることができます。

実験を受けた記者自身は、
あまり自覚できていませんでしたが、
脳波の動きを示すグラフを見ると、
視聴した広告に対する反応の強弱の変化が
一目瞭然!

広告のどのあたりが改善すべき点であるかが
把握しやすい調査結果が得られることがわかります。

消費者の立場からは、ちょっと怖いというか、
いやだなあという不安がよぎるかもしれませんが、
マーケターとしては実に興味深い。

バナー広告のニューロマーケティングによる
評価などぜひやってみたいです。

(参考)

*記者が体験した「広告評価」の“威力”
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090225/187347/?P=1

*特集「ニューロマーケティング」は万能か
 (宣伝会議、2008.12.1)

*ニールセン・カンパニー
http://jp.nielsen.com/site/index.shtml

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松尾 順

有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。

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