「異色のコラボ」の狙いとは?

2009.02.10

営業・マーケティング

「異色のコラボ」の狙いとは?

金森 努
有限会社金森マーケティング事務所 取締役

「これを考えたヤツは間違いなく天才だ・・・」。その画像を見た時確信した。さりげないようだが、よく考えればムリムリなこんなカタチ、普通では思いつかない。

<“ダサカワ”? RODYと赤い電車、異色のコラボ>
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090209/trd0902091406004-n1.htm

RODY(ロディ)と赤い電車のどちらから説明したものかと迷うが、ロディからいこう。
日本で発売されたのは2000年からということは、、キャラクターとしては比較的新顔ということになるのだろうか。もう10年近く経てば日本に馴染んだともいえるのかもしれない。元々はイタリア生まれの子供用の乗用玩具だ。ちょっと何の生き物がモチーフなのか、そのトボケた顔を見ると少し悩むが、馬だ。日本では玩具としてよりは、そのカラフルさが受けてオシャレなカフェなどにインテリアとして置かれるなどして人気が上昇。キャラクターグッズとして文具や雑貨、ベビー用品、ファッショングッズまでおびただしい数の商品が発売されている。
このロディ、一昨年あたりから他のキャラクターとのコラボレーションが行われるようになった。ハローキティやキューピー人形などだ。どちらもよくある各々のキャラクターが着ぐるみとしてロディをかぶっている姿なのだが、今回のコラボのすごいところは、ロディと電車を単純にドッキングさせているところだろう。(まぁ、電車に着ぐるみはムリなのだが・・・)。さらに、本来乗って遊ぶロディが電車に乗っている。ここ、筆者のツボである。

さて、そのロディに乗っかられている赤い電車を見てみよう。
赤い電車、京急線だ。車体の正面に「2100」の文字が見える。そう、これは京浜急行電鉄の名車、「京急2100形電車」なのだ。実は筆者の好きな電車の一つでもあるからたまらない。
都営浅草線への乗り入れは泉岳寺までで、折り返す。会社員時代、東銀座のオフィスに勤務していて、横浜方面のクライアントの所に行く時は好んでこの電車に乗ったものだった。快特なのだが、有料の特急電車のような座り心地のいいシートはベンチシートではなく、進行方向を向く2人掛け。各車両の端にはボックスシートもある。それに乗っていると、ちょっと旅行に行く気分でなんとも楽しい。
この電車、現在は10本を残してもう製造されていないのだが、ファンが多いのだ。前述の豪華なシートの内装だけでなく、他の車両でも聞こえるが、京急独特の駅から発車する時に聞こえるモーター音、俗に「チャルメラ音」ともいわれる音が一番印象的に感じる。その音も人気の秘密だろう。音の正体は電車のモーター。ドイツのシーメンス社製。インバーター装置が搭載されており、それが音の発生源だとマニアの部下から横浜に向かう時、教えられたのを覚えている。

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金森 努

有限会社金森マーケティング事務所 取締役

コンサルタントと講師業の二足のわらじを履く立場を活かし、「現場で起きていること」を見抜き、それをわかりやすい「フレームワーク」で読み解いていきます。このサイトでは、顧客者視点のマーケティングを軸足に、世の中の様々な事象を切り取りるコラムを執筆していきます。

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