号外:待望の国産セカンドライフ?

2007.06.13

経営・マネジメント

号外:待望の国産セカンドライフ?

上島 千鶴
株式会社Nexal ビジネス戦略、Web戦略コンサルタント

セカンドライフは、独自通貨(L$)とそのビジネスモデルで注目を浴びているが、本当に日本人に受け入れられているのか? 待望の国産メタバースについて記載する。

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4月時点でのセカンドライフの人口は600万人、その内日本人が占める割合は、
07年2月は1.29%
3月は2.43%
4月は3.38%の約20万人に増加した。

私も3月にセカンドライフに入ってみたが、日本人に本当に受け入れられるかどうか不安に思った記憶がある。

もしメタバース(インターネット上の3D空間)を展開するのであれば、あまり現実と掛け離れていると、人はその空間について行けなくなってしまう。
初めは現実世界に近いメタバースを作るのが、一番日本人には受け入れられるのではないだろうか。

まず、現実に近い空間(都市)があり、その次に新しい空間(都市)が広がり、世界(国)が繋がっていく。
ただの3D空間であれば、オンラインゲームと何も変わらなくなってしまうため、個人的には以下の流れで日本のメタバースを展開するべきと考える。

①カーナビコンテンツのように、現実世界(都市)を忠実に再現する。

②キャラクターは、アバターコンテンツを導入し、体型・髪型・服装など自分似のカスタマイズができる。

③行政や各省庁の電子的な手続きをメタバースの中に繋ぎこむ。

④地域密着型のSNSを繋ぎ、メタバースへの入口を多く作る。

⑤そして、各事業者とのビジネススキームを実行に移す。

メタバース単体のビジネスではなく、第2のオンラインジャパンという発想で事業を展開したらどうだろうか。
行政や各省庁などのオンライン手続きは、全てこのメタバースから入り現実の世界と同じようにカウンターがあり、実在するアバター(窓口担当者)と電話で話すこともできる。

郵便局もあり、銀行もあり、旅行代理店もあり、中古車店などもあり、リアルと同じように店に行くことができ、買い物もできる。店員と話すこともできる。実際の商品が現実世界で送られてくる。

こんな空間ができれば、現在のポータルサイト(玄関サイト)と言われているサイトは全て、この3Dメタバース=オンラインジャパンに取って変わることも、可能性としては充分ある。

(私の勝手な妄想ですが・・・)

本題に戻すと、今月5日、以下のリリースが出された。
リアルな東京を再現し、誰もが気持ち良く楽しめる3Dバーチャルコミュニティを創出
トランスコスモス、フロム・ソフトウェア、産経新聞社の3社による合弁会社 株式会社ココア(Co-Core)設立

現実世界の東京を再現したメタバース「meet-me」のアルファ版を2007年内にオープンする予定とのこと。

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