洞爺湖サミット連動?エコな人は、そろそろ「太陽電池」か?

2008.07.08

ライフ・ソーシャル

洞爺湖サミット連動?エコな人は、そろそろ「太陽電池」か?

金森 努
有限会社金森マーケティング事務所 取締役

ちょっと飛んだ話に聞こえるかもしれないが、パソコンを太陽電池駆動にしようかと思っている。

本格的な夏を前に、暑さでアタマがおかしくなったかと思われるかもしれないが、ご心配なきように。一応、考えてのことだ。

プリウスに太陽電池が搭載される。
<ハイブリッド車「プリウス」、太陽光発電を搭載 トヨタ >
http://car.nikkei.co.jp/news/business/index2.cfm
<屋根部分に発電パネルを設置。エアコン駆動に必要な2―5キロワットの電気の一部を太陽光でまかなう計画>だとのこと。
どの企業でも最近は広告に「地球にやさしい」という表現がなくなってきたように、どこまでいっても自動車は環境負荷を高める象徴である。それが、ハイブリッドによって負荷軽減をし、燃料電池車によってさらなる軽減をしようというロードマップが示されている。
しかし、燃料電池車の実用までの道程はなかなかに厳しい。故に、この「太陽電池搭載」は「少しでもそれまでにできることを」という象徴的な取り組みなのだと思う。
実際に、プリウスの太陽電池がエアコンのどの程度を担えるのか、また、それによるCo2削減効果がどの程度なのかわからないが、努力する姿勢、象徴的な取り組みは大切なことだと思う。

さて、「パソコンの太陽電池駆動」に話を戻そう。実にすばらしい商品が登場している。
<太陽光でMacBook Airを動かしちゃう「Apple Juicz MacBook Air Solar Charger」>
http://greenz.jp/2008/07/04/apple_juicz_macbook_airsolar_charger/
<満充電まで14時間を要する18Wタイプ(500ドル)と8時間で充電できる27Wタイプ(600ドル)の2種類>だそうだ。残念ながら、Mac専用のようだが、他の機種に対応しているものも探せばあるかもしれない。
毎日8時間太陽にあてて充電。1セット600ドル。現実的でないかもしれない。しかし、自分が毎日使っていて、結構な勢いで電力を消費する製品に対する環境負荷軽減策としては、重要な取り組みではないだろうか。
何より、自らが、さらなる環境負荷軽減に努めようと意識するための象徴的な製品になると思う。

ところで、環境問題への取り組みが焦点となっている、洞爺湖サミットの初日が終了した。
環境への取り組みの象徴として、クールビズスタイルが大嫌いな福田首相も、ついにその装いを披露すると目されてる。しかし、初日には残念ながら行事の内容からか、首相のクールビズスタイルは筆者の見た限りでは、テレビのニュースなどでは報道されていなかった。

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金森 努

有限会社金森マーケティング事務所 取締役

コンサルタントと講師業の二足のわらじを履く立場を活かし、「現場で起きていること」を見抜き、それをわかりやすい「フレームワーク」で読み解いていきます。このサイトでは、顧客者視点のマーケティングを軸足に、世の中の様々な事象を切り取りるコラムを執筆していきます。

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