今、巷ではやりのDXとかIoT。 これって何なのか、ここではっきり整理してみませんか?(後編)

2022.01.12

IT・WEB

今、巷ではやりのDXとかIoT。 これって何なのか、ここではっきり整理してみませんか?(後編)

三宅 信一郎
株式会社BFCコンサルティング 代表取締役

昨今テレビや新聞などのメディアや、実生活でもよく耳にする、DXやIoTなどの用語ですが、他にもいろいろアルファベットの文字がありすぎて皆さん、何が何だか混乱していませんか?


4.ドラッカーの予測

ここで思い出すのが、「世の中は知識労働者と知識社会の時代になる」 と 言った、かの有名なP.F.ドラッカーです。

ドラッカーは1994年にハーバード大学の講義において、既に「知識社会」や「知識労働者」というものの出現を予測していました。

第4次産業革命がもたらす社会は、まさにドラッカーが20年以上前に予言した「知識社会」と言えるのではないでしょうか?


知識社会における「知識労働者」の仕事の基礎は「知識」であります。

従来の工場労働者は生産手段を所有せず、それらに投資し所有するのは資本家でした。

ところが、「知識社会」になると、本当の投資の対象は、機械や倉庫などの生産手段やツールではなくなり、知識労働者の「知識」となります。

これからの組織や個人にとっての鍵は、「知識」に如何に投資をし、その 価値を磨いて活用し、企業などの組織や社会に貢献できるかです。

今までと違い、知識労働者が資本家を必要とする以上に、資本家が知識労働者を必要と時代となるのです。


「知識」を磨いて蓄え、今まさに到来している第4次産業革命の時代をポジティブに捉えて、人間が本来持ちうるその能力「知識」を活かしてやるべき仕事に邁進していきたいですね。

「参考文献:ドラッカーの講義(1991-2003)アチーブメント出版刊」。



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三宅 信一郎

株式会社BFCコンサルティング 代表取締役

事業力強化・新規事業開発・創業支援コンサルタント 自動認識基本技術者 (JAISA:(社)日本自動認識システム協会)認定

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