離職率の高い職場のリーダーには、共通する特色があります。 それは、凝り固まったモチベーションに対する考え方。新しい時代に合わせた柔軟なモチベーション方法が求められています。ノルアドレナリン型モチベーションとドーパミン型モチベーションをどう、組み合わせていくかが大事になるのです。
ノルアドレナリンの使いすぎにより、「頑張って仕事を乗り切っていこう」とする気持ちを継続する事ができなくなる。そして、仕事への無気力状態に陥ってしまいます。更に、いつも小さな事でイライラして集中力もなくなり、周りの人からも敬遠されていき、成長へのチャンスも減っていく。
ノルアドレナリン型モチベーションを多発すると長期的には組織は沈滞化してしまう。効果がある事も確かだ。しかし劇薬だからこそ、上手な使い方が必要になる。最も怖いのは、この劇薬は使う側に中毒をもたらす事。上司がノルアドレナリン型モチベーション中毒になれば、その組織は中長期的には崩壊していく。恐怖で人を長期間管理し続ける事はできないのだから。退職者が続出し、社員があきらめムードになり、自分で考えようとはしなくなっていく。そしてノルアドレナリン型モチベーションの効果の効き目がどんどん短期になっていく。「以前は1回怒鳴れば3ヶ月くらいピリッとしていたのに、今は3日くらいしか効果がなくなった」と言った結果になるのだ。
兵法で言えば、ノルアドレナリン型モチベーションは「奇策」にしかすぎない。「正攻法のドーパミンを発生型モチベーション」が「ノルアドレナリン型モチベーション」に真の効果をもたらすという事を覚えて置く必要がある。
火事場の馬鹿力がどうしても必要な時以外は、、ノルアドレナリン型モチベーションを使わないという覚悟が管理者には必要になってくる。これを人を管理していくポジションにある人達に、教育していく必要がある。
劇薬が誘惑していきますから・・
カンフル剤をいつも使っていたら、肝心な時にも使えなくなる。
あなたの会社にいませんか?ノルアドレナリン型モチベーション中毒患者の管理者が・・
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