早大新監督の小宮山悟さん。フロントに詰め寄ったロッテ時代の反省

2018.11.27

経営・マネジメント

早大新監督の小宮山悟さん。フロントに詰め寄ったロッテ時代の反省

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来年1月1日付けで母校、早稲田大学野球部の監督に就任する小宮山悟さん。 元プロ野球ロッテのエースでメジャーリーグまで経験した小宮山さんには、プロ野球関係からのオファーも多いと思われるが、なぜ大学野球なのか? 現役時代「投げる哲学者」と呼ばれ、その独特の持論はプロ野球界に一石を投じてきた。 そんな小宮山さんが、今度は日本の野球界にどんな球を投げ込んでくるのか楽しみだ。 The News Masters TOKYOのパーソナリティ タケ小山が、小宮山悟さんの胸の内に迫った。

プロ野球界の異端児?「浪人時に人間が歪んでしまった(笑)」

プロ入り早々からフロントに物申す新人だったという小宮山悟さん。当時のロッテはパ・リーグのお荷物と揶揄されていた。

「浪人している時に人間が歪んでしまったので(笑)フロントに対して、我々はどのような目的でやっているんですか?勝ちたいという思いはありますか?」と詰め寄ったのだそうだ。

マウンド上では哲学者だが、マウンドを降りると豪傑ぶりを遺憾無く発揮していた。

「それで何か変わりましたか?」とタケ小山。

「フロントは決まって『我々も大変なんですよ』と言うだけ。毎年のように訴えては追い返され、人事異動でフロントが変わる。埒が明かない」

小宮山さんが訴えることで選手達も同調してくれるかと思いきや孤軍奮闘だったそうだ。
同じようなことはサラリーマン社会でもありそうだ。

「アドバイスはありますか?」と尋ねると「今、反省しているのは文句を言う場所を間違えちゃいけない、ということ。その先につながらないところに言ってもしょうがない。ボクは正しい主張をしていると思っていたのに横浜(ベイスターズ)にとばされたんだもの(笑)」苦笑いするしかなかったタケ小山。

小宮山さんと言えば、“ゴーグル”が印象的。世界ではじめてゴーグルをかけたピッチャーなのだ。

「ファーストペンギンですから色々と言われました」

実は、それまではコンタクトをつけて投げていたのだが、千葉のマリンスタジムは強風で目を開けていられなかったそうだ。助っ人外国人マイク・ディアズのアドバイスで試してみたら日本ハム戦で3安打完封勝利。ゴーグルと髭がトレードマークとして定着した。

常に己の考えを貫く小宮山さんに転職について伺った。

「好きか、嫌いか、これがまずなければならない。その仕事が好きであればどんな苦労にも耐えられるはず。でも、ちょっと面白くないという思いが、好きという思いを上回ったら、そこにいても仕方がない。そういう思いが頭を支配したら、すぐその場から離れて他の仕事に移ったほうがいいと思います」


The News Masters TOKYO Podcast 文化放送「The News Masters TOKYO」
http://www.joqr.co.jp/nmt/ (月~金 AM7:00~9:00生放送)
こちらから聴けます!→http://radiko.jp/#QRR
パーソナリティ:タケ小山 アシスタント:西川文野(文化放送アナウンサー)
「マスターズインタビュー」コーナー(月~金 8:40頃~)

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