少し前まで1か月いくらの定額制といえば、雑誌の定期購読や会員制のスポーツクラブぐらいのものだった。 しかし時代は変わって、いまやなんでも定額制。その形態が大流行している。 携帯電話の通信料などをはじめ、パソコンやスマホを通しての音楽配信や映画見放題などが一般化。毎月の会費さえ払えば、同じサービスをいくらでも受けられる時代になったわけだが、この一定期間料金を払ってサービスを受けることを、「サブスクリプション」という。 このシステムが、いよいよ飲食店のサービスにもおよんできはじめた。その実態と、メリット、デメリットについて、今回は考察しよう。
逆にいえば、サブスクリプションに共通するが、前金で払っているのだから、使わなければ意味がない。このシステムを利用するときに最も注意すべきは、本当にこの店に魅力があるのか、本当に通うのか、前払いでお金を渡す価値があるのか、そこを見極めることが一番大事ということになる。
また、前金で会費を支払ったあとに、お店が閉店となるケースもある。その場合には、お金は戻ってこないと考えた方がいいだろう。そうした見極めが必要だ。
── 今、飲食店でのサブスクリプションは急速に広がっている。これから、オフィス街のランチ、カフェのチェーン店、ファストフード店、さらには、ファミレスなどでも取り入れられる可能性がでてきているという。日本人にとっての新しい外食のスタイルが生まれつつある。大いに利用したいものだ。
≪記事作成ライター:小松一彦≫
東京在住。長年出版社で雑誌、書籍の編集・原稿執筆を手掛け、昨春退職。現在はフリーとして、さまざまなジャンルの出版プロでユースを手掛けている。
【記事元】
日本クラウド証券株式会社 https://crowdbank.jp
日本クラウド証券メディア マネセツ https://manesetsu.jp
【転載元】
リーダーズオンライン(専門家による経営者のための情報サイト)
https://leaders-online.jp/
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