甲子園優勝のため3時間以上の練習はしなかった。桑田真澄の中高生時代

2018.08.21

経営・マネジメント

甲子園優勝のため3時間以上の練習はしなかった。桑田真澄の中高生時代

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文化放送The News Masters TOKYO「マスターズインタビュー」。 今回のインタビューのお相手は、元プロ野球選手で野球解説者・指導者の桑田真澄さん。 PL学園の投手として5季連続で甲子園に出場し、優勝2度、準優勝2度を成し遂げ、甲子園通算20勝は戦後最多。 スポーツをする子どもを一人の選手として認めて指導する「プレイヤーズ・ファースト」という考え方が昨今注目されている。 タケ小山のインタビューは、「プレイヤーズ・ファースト」が野球界全体の発展につながると説く桑田さんの体験談から始まった。

プロ引退後、達成できなかった“目標”に挑戦

桑田さんは1986年、読売ジャイアンツに入団すると、エースとして活躍し、沢村賞ほか数多くのタイトルを獲得。

その後、メジャーリーグのピッツバーグ・パイレーツに在籍し、2年間でルーキーリーグからメジャーリーグまでを体験。
Baseballの実情を知ったうえで、2008年に現役を引退した。

タケ小山は現役引退への未練や、セカンドキャリアとして早稲田大学大学院を選んだ理由を聞いた。

「当初、自分としては2008年も現役でやるつもりだったが、なぜか、潮時かなぁと思い、いま卒業するべきで次のステージに行かないとと。先輩から必ず悔いは残ると言われたが、何一つ悔いはない。そういう気持ちになれたので、潔く引退を宣言した」と語る。

タケが、引退時に次のやりたい事は明確に決まっていたのか尋ねると?

「まだその時点では、明確には無かった。引退を決めてから、次は何をやりたいかといろいろと考えた。中学1年の時から目標を立て、PL学園で甲子園に出場し、早稲田大学に進み、そしてプロ野球選手になるというプランだったが、早稲田大学が抜けているので『挑戦しろよ』という声が聞こえてきた気がして、じゃあ早稲田大学に挑戦しよう、勉強しようと決意。

ただ、4年間勉強することが大事なのか、スポーツビジネスなど専門に特化して勉強した方がいいのかを考え、これからはスポーツビジネスを学んでおいた方が自分にプラスだなと結論に達し、大学院に行く決意をした」という。

「早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科社会人修士課程1年制コース」での研究課題をタケが問うと…

「最初から野球界に貢献したいという思いがあり、修士論文の課題はひとつに絞っていた。それが『野球道』で、論文の題目は『野球道の再定義による日本野球界のさらなる発展策に関する研究』。

ですが、24年ぶりの学生生活は戸惑いの連続で、テストの時など答えが分っているのに手が動かないイップスになったり。でも統計学などは面白かった。その理由は選手としての現役時代は統計を信用せずに感覚を優先してきたから。その他に法律や組織論などの授業が新鮮で楽しかった」と話した。

The News Masters TOKYO Podcast 文化放送「The News Masters TOKYO」
http://www.joqr.co.jp/nmt/ (月~金 AM7:00~9:00生放送)
こちらから聴けます!→http://radiko.jp/#QRR
パーソナリティ:タケ小山 アシスタント:西川文野(文化放送アナウンサー)
「マスターズインタビュー」コーナー(月~金 8:40頃~)

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