ハイブリッド・リーダーシップとは?

企業の永遠の課題であるリーダーシップ。 リーダシップ論に関する著書は多く出版されて いるが、ここでは、日本企業の職場と日本人に 最適なリーダーシップ行動の開発手法と 具体的な職場への導入方法について 考案していきたい。

そのためには成長プロセスを確認する必要がある。

人は成長するということは、脳に対して内的刺激、外的刺激
が加わることが第一ステップだ。
現代において、刺激とは何があるだろうか?
家族、友人、テレビ、ラジオ、インターネット、仕事、会社、
書籍、広告、イベント...etc..
さまざまな刺激が日々あるはずだ。

しかし、この刺激を右から左にスルーしてしまうと、単なる「へーーー」の
連続
で成長の燃料にはならない。

毎日発生する、イベントを吸収したときに、
「情報入手→熟考→体系化→合成」というプロセスを
踏めるかどうかで成長するかどうかがかわってくる。

つまり早く成長する人は、情報入手してから合成までを毎日、
いや毎時間脳の中で活動していると考えられる。

では、それをトレーニングする方法はあるのだろうか?
無論、本人次第ではあるが、トレーニング方法は存在する。

問題;スポーツ選手、政治家、歴史上の人物のリーダーシップ行動
を見て、自分が真似できて、且つ職場で使えるのはどんな
行動(言動)か?

これに、スーっと答えられる人は、普段から、この思考プロセスを
実行している人だろう。
もし、時間がかかってしまったら、ぜひ毎日のイベントから
リーダーシップ行動を見逃さずチェックし、自分の職場で自分が
実践できるか?を毎日考えてほしい。

これを継続していけば、自然と成長の思考プロセスが
脳に染みついてくる。

さて、いくら、「成長の思考プロセス」を習得したとしても、
脳で完成したものを、言動に変えなければ、リーダーシップ行動
とれたとは言えない。

では、どうすれば、良いリーダーになれるのだろうか?
良いリーダーになる、唯一無二の要件は、その本人が
「良いリーダーになりたい」
という気持ちを持てるか否かに
尽きる。
良いリーダーになりたいとう気持ちがなければ、いくら、
ハイブリッドリーダーシップを学んでも効果はないと断言する。

ハイブリッドリーダーシップは、「良いリーダーになりたい」
という気持ちをもつ人にたいして公平に開発機会を与える。

次回は、どうすれば、個人が「良いリーダーになりたい」と
思えるようになるのかについて、説明したい。

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葛西 伸一

株式会社メンター・クラフト 代表取締役社長

http://www.mentor-craft.co.jp/ http://www.mba-noryoku.com/ 大学卒業後、大手エレクトロニクス商社に勤務。その後、IT業界、映像コンテンツ業界と15年間の営業・企画・マネージャー等の経験を経て、 2007年4月に(株)メンター・クラフト設立。 豪州ボンド大学大学院 MBA(経営学修士) エグゼクティブ・コーチ(JIPCC認定) 日本コーチ協会正会員

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