トヨタがライバル!「神戸コロッケ」を生んだ会長のこだわり

2018.07.03

経営・マネジメント

トヨタがライバル!「神戸コロッケ」を生んだ会長のこだわり

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文化放送「The News Masters TOKYO」マスターズインタビュー。 今回は「ロック・フィールド」の代表取締役会長兼社長の岩田弘三さん。 創業は1972年で「神戸コロッケ」やサラダの「RF1」といった惣菜店を、全国に300店舗以上展開するロック・フィールド。 もともと神戸で飲食店をやっていた岩田会長が、海外で見たデリカテッセンに感銘を受け、創業した。 自身でもよくお世話になっているという番組パーソナリティーでありプロゴルファーのタケ小山が、創業当時の話から聞いた。

神戸コロッケに始まり、東南アジア料理へ

ロック・フィールド躍進の原点、「神戸コロッケ」はどのようにして生まれたのか?タケは、こう切り出した。

タケ:
色々ある中で、なぜコロッケだったんですか?

岩田:
僕の先輩で、お菓子屋さんの方で『単品ド迫力をやれ!』と言われまして。

「単品ド迫力」この言葉をヒントに、コロッケを「神戸のコロッケ」と命名したのが「神戸コロッケ」としてヒットしたのだという。

神戸コロッケ1号店開業は1989年で、そこからおよそ30年の歳月が流れた。

そんな岩田会長のアンテナに今、引っかかっているものとは何なのだろうか。

「これからは、ベトナム、タイ、シンガポールなどのASEANです」

サンフランシスコに「スランテッドドア」という人気ベトナム料理店がある。

ロック・フィールドとしても、サンフランシスコにスタッフを送ってベトナム料理を教えてもらう予定なのだそうだ。

さらに現在、ロック・フィールドの中にある『アジアン・サラダ 融合』というブランドでは、パクチーがよく売れている。

国外・国内のこうした状況からも東南アジアから目が離せないとも説明してくれた。

加えて、岩田会長が注目しているのは、食のジャンル・食材としての東南アジアだけではない。

「本当に今、工場で働く人たちが激減していまして。ミャンマーとは、"技能実習生として学びたい"という女性を受けいれる関係を築いています」

ミャンマーにある日本語研修学校の中に職業訓練所のような場所を提案し、そこで日本語だけでなく、惣菜企業の衛生管理や働き方に関する教育を経て、日本で働いてもらおうと考えている。

食材だけでなく人材の面からも、東南アジアに熱い視線を注いでいるのだ。

文化放送『The News Masters TOKYO』のタケ小山がインタビュアーとなり、社長・経営者・リーダー・マネージャー・監督など、いわゆる「リーダー」や「キーマン」を紹介するマスターズインタビュー。音声で聞くには podcastで。

The News Masters TOKYO Podcast 文化放送「The News Masters TOKYO」
http://www.joqr.co.jp/nmt/ (月~金 AM7:00~9:00生放送)
こちらから聴けます!→http://radiko.jp/#QRR
パーソナリティ:タケ小山 アシスタント:西川文野(文化放送アナウンサー)
「マスターズインタビュー」コーナー(月~金 8:40頃~)

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