「スター社員の仕事術」~成功しているチームの共通点~

2010.09.01

仕事術

「スター社員の仕事術」~成功しているチームの共通点~

今野 誠一
株式会社マングローブ 代表取締役社長

成功しているチームに共通するものとは、「共通の目標を明確にする」ことです。同じチームでゴールを目指す際に、目標やゴールイメージ、そして、役割分担、スケジュールなどお互いに理解しておくことで、結束力も業務スピードも違ってきます。さらに、結束力を高めるための方法として、キックオフミーティングをお勧めします。

■□■ 成功しているチームの共通点 ■□■

うまくいっているチームの共通点に、目標がいつも明確に決まっていて、それを全員で共有しているということがあります。さらには、それが紙などに書かれていて、いつでも見直すことができるようになっています。
そして、プロジェクトを始める段階、仕事を始める段階の共通認識作りを上手にやっているということがあります。

■□■ キックオフミーティングの勧め ■□■

仕事が始まる時点で行うスタートアップの会議を「キックオフミーティング」と言ったりしますが、短時間でもいいから、プロジェクトが始まる時点、仕事を始める時点で、関係者で「キックオフミーティング」をするようにお勧めします。キックオフミーティングでは次のような内容を盛り込みます。

・プロジェクトのゴールイメージ(最終目標)を明確にする
(できれば望む成果物のイメージも明確になっていてほしい)
・中間目標も明確に共有する
・役割分担を再確認する
・スケジュールの認識を合わせる
・メンバーの決意や思いを共有する(決意表明)

複数の人で協力し合う環境では、どんなに身近で小さな仕事でも、このキックオフミーティングを省かずにきちんとやる習慣をつけることです。重要なのは、プロジェクトを成功へ導くために、チーム作りの場を作るということです。

【チーム作りのポイント】
 ・メンバーと使命感や一体感を共有する 
 ・メンバーの不安を解消し、やる気を起こさせる
 ・目標を共有し、同じ方向へ気持ちを向けさせる

■□■ 独自の目標(目的)を理解する ■□■

協力関係で何かひとつのことをやる場合に、目的や期待する成果物が100%同じとは限りません。多くの部分は共通でも、部分的にお互いに自分独自の目的や期待を持って臨むことは少なくありません。

例えば、別の部署のAさんとBさんが、力を合わせて新商品の企画をするというプロジェクトがあったとします。新しい商品を生み出す、というゴールは共通目標ですが、それを通じてAさんは、これを機会にBさんの仕事の仕方から刺激を受けて、自分の成長の機会とすることも目的の一つとしておいているというようなことがありえます。

一方Bさんの方がベテランなのですが、Bさんは若いAさんと一緒に、今回の商品開発に留まらず、新しい開発ネタを出し合って会社に新しい提案をすることも、どこかの時点でしたいと目論んでいるということもあります。

このような場合には、こうした独自の目的、目標も最初の時点から開示しあって、理解し合ったほうが、得策かもしれません。独自の目的の共通理解が、本来の目的(この場合は新商品の開発)によりパワーを与える可能性が高いのです。
特に、企業と企業の提携関係を進めるような、強みと弱みを補完し合う場合にはそれが顕著です。お互いの独自の目的、目標を理解し合うことが非常に重要になります。

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今野 誠一

株式会社マングローブ 代表取締役社長

組織変革及びその担い手となる管理職の人材開発を強みとする「組織人事コンサルティング会社」を経営。 設立以来15年、組織変革コンサルタント、ファシリテーターとしてこれまでに約600社の組織変革に携わっている。

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