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問題解決っていうフレームはあんまり・・・

伊藤 達夫
THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役
伊藤 達夫/仕事術
4.7
1,284
2009年4月25日 16:02

問題を解決するんだ!と絶叫する経営者や煽るコンサルタントがたくさんいて困ります。あんまり枠組みとしてよろしくないです。マチュリティが高くない組織でこれをやると、会社の雰囲気が相当悪くなって、人材のリテンションが図れなくなります。

 私は個人的には、問題解決という視点のフレームはあまり好きではないのです。

 当然、過去にコンサルティング会社が編み出してきた数々のフレームワークは確かにすごいと思いますよ。

 3Cを考え出した大前研一さんもすごいですね。4Pだって5Fだって、素晴らしいものです。

 でもね、「問題」にフォーカスする視点があまり好きではないのです。

 問題を探すと、たいていは「人」の問題に帰着します。

 まあ、それを人に帰さずに、システム化で解決するところに、コンサルティング価値はあるのですけれど・・・。

 小さい会社、グループで、コンサルティングファームのようにマチュリティーが高いとはいえない集団でこれをやってしまうと、結局、あの人が悪いとかできてないとか、そういうことにみんなの意識が行きますよね。

 そりゃー、口にするしないは別にして、みんな心の中では思っているでしょうし、無意識的にも感じているでしょう。

 だいたい、全社の方向性があんまり明確でないときに、問題解決のフレームをあてはめると、相当ひどい状況に陥ります。

 まあ、方向性が無いことが問題なんですけど・・・。

 個別の問題から、根本原因まで掘り下げるじゃないか!と言われるかもしれないですけど、個別の問題を扱っているプロセスそのものが、集団の生産性を下げるんでないの?と思います。

 それよりはよい出現させる未来を考えたほうがいいと思います。

 未来にどういう状況になればいい?そのために何を、どうすればいい?というプロセスでやれば、「問題」という概念は派生的に出そうと思えば出てくるけど、出さないでやるのもできるように思います。

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シリーズ: なんとなく時事ネタ

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