私は個人的には、問題解決という視点のフレームはあまり好きではないのです。
当然、過去にコンサルティング会社が編み出してきた数々のフレームワークは確かにすごいと思いますよ。
3Cを考え出した大前研一さんもすごいですね。4Pだって5Fだって、素晴らしいものです。
でもね、「問題」にフォーカスする視点があまり好きではないのです。
問題を探すと、たいていは「人」の問題に帰着します。
まあ、それを人に帰さずに、システム化で解決するところに、コンサルティングの価値はあるのですけれど・・・。
小さい会社、グループで、コンサルティングファームのようにマチュリティーが高いとはいえない集団でこれをやってしまうと、結局、あの人が悪いとかできてないとか、そういうことにみんなの意識が行きますよね。
そりゃー、口にするしないは別にして、みんな心の中では思っているでしょうし、無意識的にも感じているでしょう。
だいたい、全社の方向性があんまり明確でないときに、問題解決のフレームをあてはめると、相当ひどい状況に陥ります。
まあ、方向性が無いことが問題なんですけど・・・。
個別の問題から、根本原因まで掘り下げるじゃないか!と言われるかもしれないですけど、個別の問題を扱っているプロセスそのものが、集団の生産性を下げるんでないの?と思います。
それよりはよい出現させる未来を考えたほうがいいと思います。
未来にどういう状況になればいい?そのために何を、どうすればいい?というプロセスでやれば、「問題」という概念は派生的に出そうと思えば出てくるけど、出さないでやるのもできるように思います。
問題解決っていうフレームはあんまり・・・
伊藤 達夫
THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役
THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役
伊藤 達夫/仕事術
問題を解決するんだ!と絶叫する経営者や煽るコンサルタントがたくさんいて困ります。あんまり枠組みとしてよろしくないです。マチュリティが高くない組織でこれをやると、会社の雰囲気が相当悪くなって、人材のリテンションが図れなくなります。
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