ガールズウォーカー、日本最大のケータイメディアへの道 第一回

2008.02.19

開発秘話

ガールズウォーカー、日本最大のケータイメディアへの道 第一回

INSIGHT NOW! 編集部
南青山インサイト株式会社

女性読者数700万人。ファッション&ビューティのNo.1ケータイメディア「ガールズウォーカー(GW)」。当初ケータイでの物販など狂気の沙汰といわれたサイトはいま、ケータイ通販のトップを突っ走る。その成功への道のりをゼイヴェル社担当プロデューサーの石倉氏に聞いた。

「2007年がケータイブロードバンド元年になる。8年前に大浜はこう予言していました。予言というとあいまいなイメージがありますが、彼にとっては先行モデルがはっきりと見えていたので確信に近いものだったはずです」

そのモデルとはインターネットである。今ではほとんどの人が定額制ブロードバンド接続を当たり前のように思っている。しかし、ここまで高速回線が普及したのは、ほんの4、5年のことだ。それ以前のネットはどんな状況だっただろうか。

いちばん最初は電話回線である。当時の通信速度は速くて33.6kps程度だったはずだ。それがISDNの64kbpsとなり、次いでADSLが引かれてようやくメガビットの世界に入った。これで電話回線時代の30倍。それが今では光回線で100Mbps、初期インターネットの3000倍が当たり前となっている。

重要なのは、こうした進化の背景にある本質を見抜くことである。

「インターネットはより速く、より安くなり、誰もがつなぎっ放しで使うようになった。なぜなら、技術的に可能で、しかも誰もがそう求めるからです。であるなら同じことがケータイでも必ず起こる。これが我々の確固とした認識でした」

仮にケータイがインターネットに近づくなら、その進化はどのようなものになるか。

通信速度は飛躍的に速くなる。通信料金は定額制に移行する。ケータイそのものも高機能化する。モニターは高精細なカラーとなり、そのサイズも大きくなるだろう。まず間違いなく動画も扱えるようになる。しかもケータイはパソコンと違い、個人認証可能なメディアだ。ケータイは決済ツールともなり得るわけで、これは見事に通販のツールともなる。

まさに今のケータイの姿である。この将来像をゼイヴェルはいち早く8年前に既に読んでいた。きちんと先を読み、ターゲットを定めてあらゆる戦略を組み立ててきたのだ。

(写真:石倉氏の隣は、広報・IR・Gr.メディアディレクター向後氏)

⇒次回「ケータイ放送局を作れ」へ続く(全四回)

『株式会社ゼイヴェル関連リンク』
・株式会社ゼイヴェル
http://www.xavel.com/
・東京ガールズコレクション公式サイト
http://tgc.st/
・ファッション通販WEBサイト「ファッションウォーカー」
http://www.fashionwalker.com/

(インタビュー:竹林篤実/坂口健治 構成:竹林篤実)

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