がんの対応にもっと「こころ」の面のアプローチを

画像: 【怖れや怯えが癒される】(C)T.Motomiya

2017.08.02

ライフ・ソーシャル

がんの対応にもっと「こころ」の面のアプローチを

内藤  由貴子
一般社団法人フラワーフォトセラピー協会 代表理事

今の時代、誰ががんになってもおかしくありません。西洋医学の三大治療(手術、放射線、抗がん剤)だけでなく、様々な代替療法に治癒の活路を見出す人も多くなっています。しかし、身体的なアプローチだけでなく、心理的な側面は、もっと大切にされていいのでは? きっとがんの予防に役に立つはずです。いわゆるボディ、マインド、スピリット、人を全体で捉えて癒すホリスティックな視点が大切です。


身体フォーカスから、ホリスティックな視点を持つと

ただ、そうしたものを読ませていただくにつけ、あることに気づきました。

自然治癒力を引き出すのに、体温を上げるとか食事療法や免疫力アップなどの情報は、尽きることなく出てくるのですが、そのほとんどが身体の調整に関わることです。それはそれで大切ですし、「生き方も変えなければだめ…。」という身体意外の意識をもつコメントも、もちろんあるのですが、やはり身体が中心です。その意味では、食べ物も薬のよう。

ホリスティックな考えでは、ボディ、マインド、スピリット全体で人を捉えるし、病もその全体視点からとらえて初めて、見えるものがあります。
ちなみにここで言うスピリットは、魂とも訳せますが、つまり命の在り方です。
だから、スピリチュアルとは、あやしい話ではなく、
その人の本質がどう生きることを望んでいるのか、命の意味を高めるような印象です。

そして、身体にフォーカスすると、がんを「治す」という発想になりますが、ホリスティックな視点では、がんが「治る」というのが適切です。

あるがん体験を読んだ記憶から

これを読んでくださっている方にも、きっとがんを体験された方がいらっしゃるでしょう。
そうした方は、1冊や2冊はがんに関する本、とりわけ誰かの闘病記に類するものを読んだ方は多いのではないでしょうか。

昨年、私は古い本をだいぶ処分したのですが、書棚の半分くらい、がんに関する本がありました。
似たような本も多く、闘病記だけでなく、薬に関する本からがんのメカニズムについての本までいろいろ出てきて、我ながら、こんなにがんにとらわれていたのかと、今更ながら愕然としました。

そんな中に、あるジャーナリストが、がんが治った人を取材した本に、興味深いことが書いてあったはずと思い、探したのですが、見つかりませんでした。
記憶の範囲でご紹介します。(出典不明なので問題があれば申し訳ありません)

確か、仕事仕事で生きてきた男性が、倒れて入院したときには、既に末期。余命いくばくもないと宣告され、自暴自棄になって深夜、病室を抜け出し、病院の屋上に佇んだ時の体験が書かれていました。

今となっては本が見つからず、確認できませんが、たぶん死にたいと思ったのだと思います。
屋上の闇の中にいると、やがて夜が明けはじめ、太陽が昇り始める直前に、空気がふわっと動き出し、それに呼応するように小鳥が啼き始める…

これは、この地球で、太古から繰り返されていたことかもしれません。

次のページ心理的なアプローチはがんを予防するのでは?

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内藤  由貴子

一般社団法人フラワーフォトセラピー協会 代表理事

こんにちは。内藤由貴子です。花の写真でストレスを作る感情を分析、心理診断を行い、さらにその解消まで行うフラワーフォトセラピーのセラピストです。INSIGHTNOWでは、異色な存在かもしれませんね。このセラピーの普及のため、一般社団法人フラワーフォトセラピー協会を設立、講師の養成、セラピストの紹介を行っています。自身、色を使うオーラソーマ®をはじめ、セラピストとして16年あまりのキャリアです。このINSIGHTNOWでは、こころをケアに役立つようなコラムを書かせていただきます。よろしくお願いいたします。

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