ビジネススーツ、正しいボタンのかけ方は?

画像: Kent Wang

2015.07.15

ライフ・ソーシャル

ビジネススーツ、正しいボタンのかけ方は?

唐澤 理恵
株式会社パーソナルデザイン 代表取締役

読者の方のご質問にお応えします。 ビジネスマンにとってスーツの着方は基本中の基本ですが、なかなか常識がなにかは分かりにくいところがあります。

常識とされている着方そのものも、もともとは着易いという観点で自然にそうなってきたものですので、環境の変化によって変わるのも当然。
また仕事の種類によっても変えていってもいいでしょう。

ただし、正式な場所で自分なりの着方をして、常識がわかっていないと思われてしまっては損な話です。
基本だけ知っておくといいかと思います。

本題のお答えをまずお伝えしますと、シングル・ブレステッドの場合、すべてもっとも下のボタンは外しておきます。動きやすい点でそうなりました。

その上で2ツボタンの場合、「2ボタン1掛け」といいます。
3ツボタンが曲者で、「3ボタン中掛け」と「3ボタン2掛け」特殊なものとして「3ボタン中掛け段返り」があります。段返りの場合、当然一番上のボタンは飾りですから真ん中だけ掛けることになります。
ちなみにカジュアルにある4つボタンの場合は、上から3つボタンを掛けることが基本です。

付け加えますが、普段、街中を歩くビジネスマン(サラリーマン)。全てのボタンをあけたまま歩いています。仕事外では許せます。
しかし、コンベンションや社内の会議の場で平気で全てのボタンを外している男性を頻繁に見かけます。
これはまさに無礼そのものです。
特に目上の人がいる前ではそうです。

叩き上げで急に出世した営業管理職などに多く見られる姿です。パワハラやセクハラを連想する姿。気をつけましょう。

先日のノーベル賞授賞式の一場面、アメリカのオバマ大統領が車から降りて、スーツのボタンをかけながら、迎えに出ていたノーベル賞関係の方のそばに歩み寄って行きました。相手に敬意を表する意味です。
席に座っているときも外していたほうが楽です。しかし、立ち上がり表彰の場に向かう途中でボタンを締めます。この辺の姿はさすが堂に入っています。

欧米文化ではシャツは下着です。下着丸出しで商談をしているなんてちょっと恥ずかしいことですね。
一方、ベストを着ていればジャケットのボタンは掛けていなくても大丈夫であることも覚えておきましょう。

最近ではシングル・ブレステッドが主流で、ダブル・ブレステッドを着用している若い方は少ないですが、念のためお伝えしておきます。

ダブル・ブレステッドのボタンの数は左右に一つずつ並行についていて2つ~6つが基本です。

2ボタン1掛け、4ボタン1掛け、4ボタン2掛け、6ボタン1掛け、6ボタン2掛け、6ボタン3掛けです。8ボタンなんていうのもありますが、着ている人は少ないですね。

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唐澤 理恵

株式会社パーソナルデザイン 代表取締役

「自分らしさをデザインする。」をコンセプトに、独自のパーソナルアイデンティティ分析を基に業界・業種・役職に合った「自分らしさ」をスタイリスト、ヘアデザイナー、ボイストレーナー、演出家ほか各種スペシャリストとともに演出をサポートしています。ビジネスパーソンのためのパーソナルプロデューサー、が肩書きです。

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