【問】仕事の成果と部員の心の両立法

2007.10.18

組織・人材

【問】仕事の成果と部員の心の両立法

泉 一也

私は、50名が所属するシステム開発部門の部長をしています。 ここ半年間、納期の短い開発案件が矢継ぎ早に発生し、さらにトラブルが多発したこともあって、部門全体が完全に疲れきっています。

では、具体的なアドバイスについてですが、もしあなたがA)という選択肢を選ばれたなら、私は役に立てません。なぜなら、私にはA)という軸が無いからです。A)を軸にした方に具体的な方法をアドバイスしてもらってください。

B)を選択されたなら、役に立つアドバイスができそうです。まずは、あなたの会社での立場、周りの目、過去の成功・失敗体験は、一度ダンボールの中にしまって、純粋にシンプルに考えるようにしてください。B)を実行するには、これらは雑音になります。そして、B)の為に自分ができることを何でもやろうと、決めてください。

覚悟ができたら、次のことをやってください。

1)最優先で、部員の悩み・気がかりを1対1でじっくり聴く2)聴いた話を元に、トンネルの出口(希望の光り)を考え、部員に伝える3)出口に向かってあなたが責任を持って動いていることを部員に伝える

これだけで、OKです。軸が決まれば簡単です。

軸が決まらないと、やっても効果がほとんどありません。イメージすればわかります。結局は最優先にしない、じっくり聴けない、出口を考えるエネルギーが湧かない、責任を持って行動しない・・・となります。

軸を決めるのに、悩みつくし、決めたら動く。これが大事です。

『今週のガチンコメッセージ』

 両立の鍵は、あなたと部員の心の中にあるのです

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