新卒研修も落ち着いてくるこの時期。 どの企業でも本格的な人材育成が始まるのではないでしょうか? しかし新卒に限らず、人を育てるのは難しいことですよね。 たとえば、部下を信じて任せのに結果が出なかった。 ですが、それは本人だけに原因があるのでしょうか? 人材育成のセオリー それは日本古来の知恵に隠されていました。
一つ目は、「守・破・離」の段階をきちんと本人に伝えること。
将来的に任せていくつもりであることをきちんと伝え、その前段階として「守」をやっているんだ、という目的意識をきちんと持たせることです。
二つ目は、経営者などの上司は「離」の段階であり、「守」と異なる場合もある、と伝えることです。「守」を守らせる時に多く聞こえる声は、「でも、上司は違うことをやっているじゃないですか…」という声。
経営とは矛盾の塊であり、矛盾を意図的に作り出すことでもあります。その意味では「守」に反することをしなくてはならないこともある。それをきちんと伝えないと、要らぬ組織の摩擦を生みだします。
「守・破・離」というセオリー。人材育成にぜひお役立て下さい。
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