結婚への道は険し? 有効恋愛求人倍率は“超氷河期”

2009.04.14

営業・マーケティング

結婚への道は険し? 有効恋愛求人倍率は“超氷河期”

ITmedia ビジネスオンライン
“ニュースを考える、ビジネスモデルを知る” ITmedia 編集部

「草食系」「肉食系」という言葉を聞いたことがある人も多いだろう。恋愛に受け身な「草食系」、積極的な「肉食系」。ある保険会社の調査によると、求めるタイプのミスマッチによって、恋愛への道が険しいことが明らかに。[山崎元,Business Media 誠]

 ネット専業の生命保険会社であるライフネット生命保険が「婚活に関する調査」という興味深い意識調査を発表した。最近、恋愛に関して「草食系」「肉食系」という言葉が使われるようになったが、今回の調査の面白いところは、20代、 30代の未婚男女(調査対象は1000人。モバイルリサーチを実施)に、自分が草食系か肉食系かという自己認識を問い、草食系と肉食系に分けて婚活まわりの質問をしている点にある。

 近年は40代の独身者も多いので、40代のデータも興味のあるところだが、何はともあれ、調査結果を見てみよう。

男女とも4人に3人は草食系

 いわずもがなだが、念のために言葉の定義を確認しておくと、「草食系」とは恋愛に受け身になりがちで、言いたいことを内に秘める傾向を指す。一方の「肉食系」とは恋愛に関して自分からアプローチする積極性を持ち、言いたいことが言えるタイプを指す。調査対象者の自己認識は「草食系+どちらかというと草食系」が男性で75.6%、女性で74.2%いて、逆に「肉食系+どちらかというと肉食系」は男性で24.4%、女性で25.8%いる。大まかには男女とも 4人に3人は草食系なのだが、わずかだが女性の方が積極的だ。

 草食系・肉食系の差が大きく出るのは「現在の恋愛状況について」という項目で、現在恋人がいる比率は、男性肉食系が45.9%、男性草食系は 24.1%と大差が付く。女性の場合も差は大きく、女性草食系は32.9%が現在恋人を持っていて、女性肉食系となると62.0%になる。肉食系のハイパフォーマンスが目立つが、男性草食系は将来が心配なくらい相手に恵まれていない。

 「4人に3人は自分自身が草食系」という基本データだが、相手に求めるのはどちらかというと、これは男女で差が出る。女性は草食系・肉食系を合計すると66%が相手には肉食系を求めている。逆に男性(草食系・肉食系の合計)は相手に草食系を求める傾向があり、56.8%が相手は草食系の控え目な女性がいいと答えている。

 調査では草食系の男性は378人いる。彼らの60.6%、すなわち229人が、草食系の女性がいいと答えているが、草食系の女性(371人)で草食系の男性を求める人数は122人しかいない。

 有効求人倍率のように倍率を計算すると草食系男性は0.53倍という恋愛難だ。肉食系女性を求める草食系男性は149人、肉食系の女性で草食系の男性を求めるのは31.8%だけだから、求人は41人。こちらの有効恋愛求人倍率は0.28倍の“超氷河期並み”だ。求めるタイプのミスマッチを考慮すると、恋愛への道が大変険しいことが分かる。特に、男性が女性の方からアプローチしてくれるというような状況を待っていると、非常に縁遠くなることが分かる。

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