宇宙人に遭う確率と戦略を、真面目に考える。

2009.03.07

経営・マネジメント

宇宙人に遭う確率と戦略を、真面目に考える。

中村 修治
有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役

宇宙物理学者のスチーブン・ホーキング博士が「地球外生命体」は、存在するだろうと名言したのをご存じだろうか? 日本国内の利権争いのニュースを尻目に、この時期に、宇宙の話をするのも一興だ。

ドレイクの方程式は、曖昧で、その算出された数値に説得力はないと揶揄されているが、この方程式の面白さは、科学者達が、人類をどう見ているかの視点が組み込まれ、その人類への希望や挫折が、「解」として導き出されるところが面白い。
でも、ここで、宇宙人に遭遇するための大事な戦略のひとつが、見えてくる。

知的生命体に遭遇する戦略①

人類の文明を長持ちさせること。


地球が誕生してから46億年、その期間の内、我々人類が、高度な技術文明を維持してきたのは、たった100年。それを、数千年単位で伸ばす手立てを考え、実践していかないと、知的生命体に遭遇することはできないのだ。エネルギーやお金の問題で、各国の紛争や、兵器開発が進んでいる状態では、宇宙人と遭遇する確率は、ますますゼロに近づくというわけだ。

そして、ふたつめの戦略を考える上で重要なのが、同じ銀河系にある知的生命体の住んでいる星の間の「距離」の課題である。もし1000年地球の現状の文明生活が持続されるとしても、1000光年以内の距離の中に、もうひとつの知的生命体の住んでいる星がなくてはいけないわけだ。
銀河系の幅は、10万光年あると言われている。いま地球に届いている銀河系の端にある星の光は、10万年前に発せられたものだ。満天の星空に輝いている星の光は、人類が生まれる遙か前に、発せられた光だ。

・・と言うことは、
知的生命体に遭遇する戦略②

人類が時間との戦いに、先ず勝つこと。


時間の枠を飛び越えるためには、空間を歪めないとダメだ。漫画のような世界になるが、銀河系ひとつの中でも、10万光年という「時間」との戦いを制さないと、宇宙人には逢えない。待つしかない。そして、その膨大な「「時間」との戦いを制してやってきた知的生命体から学ぶことは多い。

映画等では、他の惑星から飛来する「知的生命体」を侵略者として捉える傾向があるが、「時間」を制するという哲学を乗り越えた生命体である。宇宙を眺め続け、その先にある、答えの出そうにもないものに「解」を見つけてやってきた宇宙人である。どう考えたって、地球人にとって悪い相手ではないし、侵略などしに来るはずがないと考えるのが常識だ。
宇宙人は悪者かもしれないというのは、「宇宙の真ん中は地球だ」というのと同じくらい根拠のない、自己中心的な理論である。

まとめてみる。

宇宙に、生き物は 居るのか?
答えは「100%居る」。
宇宙に、知的生命体は、居るのか?
答えは「100%居る」です。


空想でもなんでもなく、地球には、私たちが住んでいる。
宇宙全体から見たら、我々こそ宇宙人であって、紛れもなく存在している。

その人類がとるべき「知的生命体に遭遇する戦略」とは、
「時間」との戦いを制するまで、長く文明を維持しなさいということ。
言い換えると

「人類みんなでよーく考えなさい」

である。

宇宙のことを考えると、自民党でも、民主党でも、なんだが目の前の話は、どうでもよくなってくる。
満天の星空を見て国家を考えている政治家が、この国には、何人居るのだろうか?
宇宙人に遭遇するより低い確率でないことを、天に祈る。

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中村 修治

有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役

昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。 その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。

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