定額給付金2兆円の使い道

2009.01.15

経営・マネジメント

定額給付金2兆円の使い道

竹林 篤実
コミュニケーション研究所 代表

大阪府の橋下知事がユニークなプランを発表した。配布が決まった定額給付金を府民から寄付してもらい、教育関連の予算に回すという。2兆円を投資と考えるとき、もっともパフォーマンスの高い使い道はなんだろうか。

だから補助教員には、教務能力が特別なくても良い。ふつうに子どものそばにいて、勉強をがんばる助けをしてやれば良い。勉強することはいいことだし、勉強したら誉めてもらえることを実感させるのだ。というような補助教員を全国で5万人雇うのに2兆円使う。これなら誰も反対しないのではないか。ついでにいえば5万人の雇用が10年ないしは20年確保されるわけだ。

さらに10年後ぐらいには日本の国力が大きく底上げされているはずだ。2兆円の投資対効果はすごく高い。こういうお金の使い方をしてこそ「麻生さん、よくぞやってくれた」と後世に必ず名を残すことになると思うのだが、いかがだろうか。付け加えるなら漢字の読み方ぐらいも教えるとモアベターだと思うけれど。

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