よく言われることですが、小さな成功体験を積み重ねるのはとても良いことだと思います。どんなに小さなタスクでも、必ず手帳に書いて、「実行(達成)したらチェックを入れる」ことを繰り返せば、達成感を得て、次のタスクへのやる気も出てくるはずです。
「大きな仕事やプロジェクトをやってみたいが、今の時間管理(タスク内容)のままではどうすることもできない」「こまかい仕事から解放されて大きな仕事に取り組めるように、時間の使い方を一変させたい」と考える人も少なくないでしょう。
確かに、大きな仕事に取組み、成功させている人は、ほかの人たちとの時間の使い方がまったく異なるものです。
よく、「著名人や成功した経営者は、こういう1日の使い方をしている」などの記事が紹介されていますが、状況や立場が違う中、すぐに真似できるものでもなく、「どうせ自分には無理だ」ということになってしまいます。
しかし、時間というものは、能力や財力と違って、誰にとっても平等です。平等に与えられた時間をどれだけ有効に使うかが、5年、10年後に大きな差となっていきます。
時間を無駄にすることなく、毎日を過ごしたいものです。
小さく始めて確実に達成する
これはよく言われることですが、小さな成功体験を積み重ねるのはとても良いことだと思います。どんなに小さなタスクでも、必ず手帳に書いて、「実行(達成)したらチェックを入れる」ことを繰り返せば、達成感を得て、次のタスクへのやる気も出てくるはずです。
また、「○○さんに電話」「○○について確認」といった小さなタスクは、意外に忘れやすいものです。「確認事項」タスク・リストとして列挙しておけば、実行する可能性も上がり、タスクに実行のチェックを入れることで、スッキリとした気持ちになるはずです。
タスクと時間を連携させる
タスクの達成ができれば、次に、そのタスクの実行と時間を組み合わせて計画してみます。このときも最初は小さく始めることが重要です。
「13時から17時で企画書を仕上げる」という計画も悪くはありませんが、4時間の間に何があるか分かりませんし、企画書の作成が順調に進むとは限りません。できれば15分単位ぐらいで、「13時から13時15分の間に、参考のWebサイト10個ピックアップする」など、指定の時間内にタスクを実行するように計画します。そして達成できたらタスクに線を引いて消します。時間をこまかく設定することで、仕事の処理時間の見積りも分かるようになり、時間管理の精度が上がってきます。そして何よりも、これができると時間管理のポイントがつかめるようになります。
「これまでやってこなかったこと」をやってみる
今度は、単なる「やるべきタスク」だけではなく、生産性を高めるため、仕事の質を高めるためのタスク計画を考えてみます。
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2009.10.27
2010.03.20