ビジネスセンスの磨き方   ビジュアルで表現する

2019.04.29

仕事術

ビジネスセンスの磨き方 ビジュアルで表現する

猪口 真
株式会社パトス 代表取締役

​かっこいい(センスある)仕事スタイルのひとつに、ビジュアルでアウトプットするというスタイルがある。頭の中にある、あるいは思考の最中にあるようなことをビジュアルに、スマートに表現できたら、さぞかしかっこいいだろうと思う。ビジュアル初心者は、どのように始めればいいのだろうか。

ロジックツリー、フィッシュボーン、マトリックス、ピラミッド、サイクル、ベン図など様々あるが、コンサルタントが多用するマトリックスは、最初にマスターしたいフレームだ。

たとえば、新しい商品を企画するミーティングの場合、「上級者向けに〇〇を出したい」「初心者のために〇〇を出したい」「トレンドを取り入れた先端のものを出したい」「いかにもうちらしいものを出したい」などといった意見が出たときなどは、マトリックスの出番だ。

一例を紹介すると、縦軸に自社商品へのロイヤリティの強さ、横軸にトレンディの度合い、などを設定し、そこに、出てきたアイデアをプロットしてみる。すると、重なりや不十分な部分が明確になる。マトリックスが思考のひとつの基軸になり、ほかにもアイデアが出やすくなるだろう。

ロジックツリーも活躍する場面は多い。MECE(モレなく、ダブりなく)に考えるクセをつけることは、ビジネススキルの習得にもつながる。

たとえば、イベントやキャンペーンの振り返りのミーティングなどの場合、良かった要因、悪かった要因などを出すことになる。その際、「集客」「コンテンツ」「オペレーション」など、要素の分類にも便利だし、いわゆる「単価」「顧客数」といった伝統的なブレークダウンも効果的だ。

どこで表現するか

実際にビジュアルで表現する場とはどこだろうか。

代表的なのは、ミーティングなどで使うホワイトボードだろう。最近は、オフィスの壁全体がホワイトボードになっているところも多く見かける。ここで颯爽とビジュアルにまとめたりできれば、いかにもミーティングをリードしている雰囲気を出すこともでき、「できる!」イメージは完璧だ。

少人数のミーティングでは、テーブルにA3程度の紙を置き、そこに書き込むのも効果的だ。ミーティングが終わればコピーを共有することで、情報共有は問題ない。

アメリカの例では、カフェやレストランで、ナプキンにアイデアを書くということがよく言われるが、実際、日本でよく見るナプキンには正直書きにくい。

ロディアなどの小さなメモ帳を常に携帯し、胸ポケットからさっと出して書く方がスマートだと思う。

少し上級にはなるが、プレゼンテーションの時は、多くの場合、パワーポイントにしたためたドキュメントをスライドショーで紹介すると思うが、まれにディスカッションが熱をおび、いろいろな意見が出てくることがある。そのときに、その場でパワーポイントに整理し、「こういうことでしょうか?」と追加提案できれば、プレゼンテーションの場としては完璧だ。契約はほぼ間違いないだろう。

ぜひ、自分にあったスタイルから始めてほしい。

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