急成長するカーシェアリングに大手自動車メーカー参入。気になるデメリットは?

2018.08.21

IT・WEB

急成長するカーシェアリングに大手自動車メーカー参入。気になるデメリットは?

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南青山リーダーズ株式会社

前記事「カーシェアリングが急成長する理由と、車を取り巻く変化」では、急速にカーシェアリングが普及している現状と、その使い勝手のよさを報告するとともに、多くの人が抱いている「なぜいまカーシェアリングなのか?」という疑問についても、そのしくみやメリットをもとに解説した。 今回はオーナードライバーの目線からではなく、カーシェアリング業界に既存の大手自動車メーカーが続々参入しているマーケットの実態についても報告しよう。 同時に、前記事では触れなかったカーシェアリングのデメリットも整理したので、マイカーにかかるランニングコストを負担に感じ、カーシェアリングへの移行を検討している方はぜひ参考にしてほしい。

✓トヨタ
今年4月、トヨタは東京都内で直営の販売会社4社を2019年の4月に合併させると発表し、統合会社を利用して本格的なカーシェアリングサービスに参入する方針を明らかにした。またトヨタは、駐車場「タイムズ」を展開するパーク24と、カーシェアのデータ収集で業務提携したことも発表。トヨタの多目的スポーツ車(SUV)「C-HR」に通信機をつけて東京都内に導入し、カーシェアサービスに使ってもらうという。車の航続距離や位置情報などのデータを集めて分析し、新たなサービスや車載端末の開発につなげるとのことだ。

以上のように、自動車メーカー各社のカーシェアリングへの取り組みは、これからが本格稼働といったおもむき。街中に各社の最新モデルが、シェアカーとして闊歩する時代が間もなくやってくる見込みだ。

カーシェアリングのデメリット

クラウドファンディング,ソーシャルレンディング,マネセツ

ここまで、カーシェアリングのメリットを中心に解説してきたが、もちろん“いいことづくし”というわけではない。最後にデメリットや落とし穴についても解説しておこう。

✓デメリット1/乗り捨ては基本的に不可
レンタカーなどと違い、その車を借りた(配車)ステーションに戻すのが原則。なので、自宅近くなどの場所にステーション(拠点)を確保することが大切だ。

✓デメリット2/時間延長はできない
なにしろシェアなので、次に使う人がスタンバイしていると考えなければならない。予約時に決めた返却時間を、乗車後に変更することは原則できないので、待ち時間が読めない病院や役所などでの用事や、渋滞が見込まれる時間帯に使う場合は、慎重かつ余裕をもった返却時間設定が必要だ。

✓デメリット3/使用時間によっては割高になる
カーシェアリングは、細かい時間設定がひとつのウリ。逆に言えば1日以上など、長時間にわたって借りる場合はレンタカーなどより割高になるケースがある。長時間使用の場合は、事前に料金比較をしてから借りたほうがいい。

✓デメリット4/毎月固定費を取られることが多い
カーシェアリングの多くは登録制になっており、毎月固定費を支払うことになる。多くの場合、この固定費は利用時に割引となって相殺されることが多いが、車を利用しない月があればその月の固定費はまるまる払い損になる。

✓デメリット5/車が汚れている可能性がある
カーシェアリングの車の清掃は、基本は自己責任。レンタカーのように従業員が乗車後に清掃してくれるわけではない。使った人は、次の人に気持ちよく引き渡すのが原則なので、場合によっては前の人が汚したままの車にあたることもある。それがカーシェアリングだ。

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