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『坂本龍馬になりたい』奴に限って、ダメな奴が多くない?

中村 修治
有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役
中村 修治/人事/組織
4.7
11,106
2010年3月20日 11:30

福山雅治主演の「龍馬伝」は、常に視聴率が20%超え。書店に行けば、坂本龍馬特集の雑誌が溢れている。そうして企業には、「坂本龍馬になりたい」社員が増えていく。それは、結構、危険なことである。

先週、Twitterで、こんなつぶやきを目にした。

「坂本龍馬病」というのがあるような気がする。最初から接着剤とか捨て石とか参謀とかそういうのになりたがる。自分からリーダーにはならない。能のない奴に多い。


http://twitter.com/mhatta/statuses/10540494768

このつぶやきは、結構フォローされている。同じようなことを考えている人が多い証拠だ。

中田英寿、中村俊介・・・日本サッカーの英雄達がミッドフィルダーであることとも通じている。日本サッカーも、いわゆる「坂本龍馬病」を患っているということだ。

匿名でのブログによる意見の発信。最初からご意見番とか捨てゼリフとかそういうのになりたがるTwitterでのやりとり。日本のネット内でのコミュニケーションが固有である背景は、「坂本龍馬病」と通じている。

接着剤とか捨て石とか参謀とか、そういう役割を狙う「坂本龍馬になりたい」という奴は、自分がそこそこできることを自覚している。坂本龍馬ブームは、高学歴で、自称「実力を発揮できていない」人達の良い逃げ道になっている気がするのは、私だけではない。

リーダーになれない。リーダーとして望まれない。その裏返しとしての「坂本龍馬病」。

だから、不況のこの時代、業績が悪くなるほどに、そこそこできる奴たちは「坂本龍馬病」を患う。

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