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以降8回のシリーズは、
最新の拙著『ぶれない「自分の仕事観」をつくるキーワード80』から
いくつかのキーワードを抜き出し紹介していく。きょうはその1回目。
さて、日ごろの仕事現場で、私たちがよく口にする言葉:
「目標」と「目的」――――
この両者の違いは何だろうか?
まず、目標とは単に目指すべき方向や状態(定性的・定量的に表される)をいう。
そして、目的はそこに意味や意義が付加されたものである。
それを簡単に表せば:
目的=目標+意味
ここで、次の有名なビジネス訓話「三人のレンガ積み」を引用したい。
中世のとある町の建築現場で三人の男がレンガを積んでいた。
そこを通りかかった人が、男たちに「何をしているのか?」とたずねた。
一人めの男は「レンガを積んでいる」と答えた。
二人めの男は「食うために働いているのさ」と言った。
三番めの男は明るく顔を上げてこう答えた。
「後世に残る町の大聖堂を造っているんだ!」と。
このとき、三人の男たちにとって「目標」は共通である。
つまり、一日に何個のレンガを積むとか、工期までに自分の担当箇所を仕上げるとか。
しかし、「目的」は三人ともばらばらである。
一人めの男は、目的を持っていない。
二人めの男は、生活費を稼ぐのが目的である。
三番めの男は、歴史の一部に自分が関わり、世の役に立つことが目的となっている。
目標は他人から与えられることが十分ありえる。
しかし、目的は他人から与えられない。意味は自分で見出すものだからだ。
「目標」と「目的」の違い
村山 昇
キャリア・ポートレート コンサルティング 代表
キャリア・ポートレート コンサルティング 代表
村山 昇/人事/組織
【ぶれない仕事観シリーズ】目標は他から与えられることが十分ありえるが、目的は他から与えられない。意味は自分で見出すものだからだ。
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シリーズ: 【ぶれない仕事観をつくる】
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