純丘曜彰 教授博士の執筆記事一覧

2024.08.03

「先進国」経済の天井:EVシフトの失敗

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/エンジン自動車は、面倒な機械だからこそ、社会をうまく潤してきた。EV車は、たしかに理屈では優れているが、自動車産業に代わる雇用先を確保できないかぎり、「...

2024.08.01

マッガフィンとスナーク、ムーミン

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/キプリング、ヒッチコック、ルイス・キャロル、そしてトーベ・ヤンソン。だれもがそれを狩ろうと奔走するが、だれもそれが何か知らないもの、それがスナークだ。し...

2024.07.25

​ヒルビリーと反近代資本主義

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/ヴァンスが「ヒルビリー」という言葉をバッジにするとき、アパラチアン・ホワイトトラッシュと、愚昧だが純朴な自給自足の万能人、古き良きアメリカ人の理想という...

2024.07.16

十字軍:世界の激動と文化の競争

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/当時のヨーロッパもイスラムもばらばらで複雑でした。しかし、それは目を背ける言いわけであってはなりません。わかりにくいものに立ち向かう勇気、それが哲学です...

2024.06.27

​東大の学費値上と工学債

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/文系その他の学問でカネが儲かるわけもなく、健全化という意味では、むしろ本業に不要の資産を処分して、財務圧縮を図るのが穏当。いくら学費を値上げしたところで...

2024.06.23

善き人生:犬儒派・懐疑派・快楽派・ストア派そしてイエス

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/哲学はただ世界を問うだけではありません。むしろ我々自体が最大の謎です。このことは、アリストテレスからローマ時代に気づかれました。そこでは、我々はどう生き...

2024.05.29

イソクラテスとプラトン:衆愚時代の青年教育の模索

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/ペリクレスによるアテネの劇場型民主政は、疫病と敗戦で、目立ちたがりのデマゴーグ(大衆扇動家)たちやソフィスト(学識僭称者)たちに引っかき回されて迷走する...

2024.05.18

​シェア型書店+オンデマンド出版の可能性

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/きょうび、テレビ局無しにも Youtube 番組は作れる。本も、出版社や取次が無い方が、本当の潜在読者に届くのではないか。とはいえ、漫然とオンデマンド印...

2024.05.01

タオ:規範の道

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/タオは単なる道であり、陰か陽か、善か悪か、さらには賢者か人々かの違いはありません。また、タオは単なる手段であり、なにも強制しないので、誰でもそこから抜け...

2024.04.07

​不登校不出社は「ウェイ!」よりはまともかも

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/日本中、不登校不出社だらけ。しかし、それは、何しに来ているのだかわからない「ウェイ!」に学校や会社が乗っ取られてしまったからではなかろうか。連中は、勉強...

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