Twitterは、3つの新しいプロモ商品サービス「プロモトレンド」「プロモアカウント」「プロモツイート」を日本市場で10月3日から開始しました。
最上位に表示するツイートは時間予約で差し替えることも可能。
検索キーワードとしてはハッシュタグだけでなく特定のキーワードも利用できるが、Twitterでは、検索結果に含まれるツイートを明確にセグメント化できることからハッシュタグの利用を推奨しているとのこと。もちろん日本語ハッシュタグも利用可能。
国レベルで地域ターゲティング可能で、1日あたりの平均インプレッションは1200万。
米国での事例でいうと、たとえば映画「Super 8」では、2回のプロモトレンドを使ったプロモーションを行いました。まずプロモトレンドを使ってTwitterのみ告知の試写会を公開日の前日に開催し、さらに試写会後にもプロモトレンドを掲載しました。これにより、試写会の感想ツイートなどを多くの人に見てもらうことができ、公開週の興行収入が予想よりも52%増えたという成果を出しています。
プロモアカウント
プロモトレンドと同様に、Twitterのウェブページの右サイドバーに表示されている「おすすめユーザー」の最上部に「Promoted」アイコンとともに表示される項目。
コストパーフォロー(プロモアカウント経由でフォローしたユーザー1人あたりの単価)での課金となり、最低入札価格40円/フォローでのオークション形式。海外では1フォローあたり平均で1ドル~1.5ドルというのが相場とのこと。
広告主のアカウントをフォローしているユーザー層に似たフォローをしているユーザーのうち、広告主のアカウントをフォローしていないユーザーがアルゴリズムで自動的にターゲットされます。また、特定のキーワードでユーザーの興味・関心にターゲットすることも可能。
海外の事例としては、XBOXのアカウント(@xbox)があるとのこと。1年運用して自然に増えたフォロワー数が2万3000人ほどだったXBOXアカウントですが、2010年にプロモアカウントを利用したところ、4日間でフォロワー数が3万5000人に増えたという成果を出しているとのこと。
XBOXの例は有名な商材であるためフォロワー獲得数が非常に多くなりましたが、全体の参考値としては、プロモアカウント利用の広告費の平均が50万円程度で、1か月の利用で5000フォロワー獲得とのこと。
キーワードでターゲットする場合は、15個~20個のキーワードを指定し、ユーザーのフォロー先アカウントやフォロー先アカウントのツイート内容をキーワードに対してマッチさせる仕組み(ユーザー自体のツイートはキーワードマッチの対象とはしない)。
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2015.07.10
2015.07.24
安田 英久
株式会社インプレスビジネスメディア Web担当者Forum編集長
企業のウェブサイト活用やウェブマーケティングに関するメディア「Web担当者Forum」(http://web-tan.forum.impressrd.jp/)を運営しています。