あなたのサイトでは、出稿したネット広告の効果測定をどの指標で行っているだろうか?
などのようにするといいだろう。
先週末に開催されたイベント「Web担当者Forumミーティング WAIS JAPAN」でも、ホンダの渡辺氏が基調講演で「TVCMの効果を知りたいならば、視聴率なんて見なくてもいい。Webサイトへのアクセスの推移がもっとリアルに見えるから」といったことを話されていた。視聴率が絶対だといわれていたTVCMでも、Webの出現によって、異なる効果測定がされるようになっているのだ。
刈り取り目的が中心だといわれるキーワード広告でも、グーグルはコンテンツ連動型広告で、表示されたがクリックされなかった広告接触ユーザーのコンバージョンを「ビュースルー コンバージョン」として測定できるようにしている。
クリック率は指標の1つとして大切だが、そこだけを見ていては広告効果を正しく測ることはできない。大切なのは、「このデータがとれるから見る」「こんなことができるからやる」ではない。広告やサイトそれぞれのアクションについて、「何を達成したいからこれをやっているのか、それが達成できているかどうかを調べるにはどのデータを見ればいいのか」という考えを常にもつことではないだろうか。
・Online Measurement: 16% of the Web Clicking Display Ads - Advertising Age
→ http://adage.com/digital/article?article_id=139367
・Google AdSenseのビュースルー コンバージョン
→ http://adwords.google.com/support/aw/bin/answer.py?hl=jp&answer=160784
※この記事は、Web担当者Forum(Web担)に掲載した編集部コラムを転載しています。
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2015.07.10
2015.07.24
安田 英久
株式会社インプレスビジネスメディア Web担当者Forum編集長
企業のウェブサイト活用やウェブマーケティングに関するメディア「Web担当者Forum」(http://web-tan.forum.impressrd.jp/)を運営しています。