ガールズウォーカー、日本最大のケータイメディアへの道 最終回

画像: PhotoAC acworks

2008.03.11

開発秘話

ガールズウォーカー、日本最大のケータイメディアへの道 最終回

INSIGHT NOW! 編集部
南青山インサイト株式会社

女性読者数700万人。ファッション&ビューティのNo.1ケータイメディア「ガールズウォーカー(GW)」。当初ケータイでの物販など狂気の沙汰といわれたサイトはいま、ケータイ通販のトップを突っ走る。その成功への道のりをゼイヴェル社担当プロデューサーの石倉氏に聞いた。

その結果が、今やこの種のイベントでは破格ともいえる2万人以上の入場者数となり、社会的な出来事としてメディアの注目を集めている。

「関係各所から、まさにドリームイベントだねって。このひと言はうれしかったですね」

■ケータイからPCへの逆展開
TGCを大成功させたゼイヴェルには、すぐに次のビッグウェーブが訪れる。ヤフー株式会社(以下、Yahoo!JAPAN)との資本提携である。

「そもそもファッションメディアがネットにはないよねって、大浜と話していたんです。それならウェブマガジンを作ったらどうだろうと。その話にヤフーさんが興味をもってくれた」

日本のファッション&ビューティマーケットは、15兆円ぐらいある。にもかかわらず、ここにフォーカスしているネットベンチャーがない。敵がいないのなら、そこで勝負する。ここでもゼイヴェルはランチェスター戦略に忠実にことを運ぶ。

「とはいえケータイではナンバーワンでも、PCの世界では我々は未知数。そこでヤフーさんと組むアドバンテージは大きかった」

日本の検索サイトとして圧倒的なブランド力をもつYahoo!JAPANと組めば、サイトへの集客などそのシナジー効果は計り知れない。コンテンツ制作に関しては、すでに圧倒的なノウハウを持っている。普通はパソコンでコンテンツを創りそれを制約条件の多いケータイに落とし込むのに対して、ゼイヴェルはその逆をやることになるのだ。

「ケータイではやりたくてもできなかった表現が、パソコンなら何でもできてしまう。大きかったのは動きを見せられることですね。フラッシュを駆使して、ページをめくった瞬間に出てくる動きは、印刷物では絶対に表現できないもの。これは効いた」

←WEBマガジン ESTIE

ウェブマガジン第一弾「ファッションウォーカー」で確かな手応えを感じたゼイヴェルはグループとして女性市場に関連するメディアを展開する。girlswoman(求人情報サイト)、DecoLiving(不動産情報サイト)、shibuyawalker(ティーン向けショッピングサイト)StykeWalker(ファッションコミュニティサイト)Girls Trendy(リサーチサイト)など、まるで堰を切ったかのようにビジネスドメインを拡張して行く。

東京ガールズコレクションはついに国内イベントにとどまらず、海外からも開催要請が来るようになった。その結果中国で開かれた『東京ガールズコレクション・イン・北京』は大盛況となる。

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