2009年10月14日公認会計士協会主催のシンポジウムに国際会計基準審議会(IASB)議長が自ら講演を行ないました。議長が日本に向けて発信したメッセージとは。
日本では実際の適用の準備にあたって、
会計士協会や経団連などが連携し日本固有の問題について議論を行ない、
IASB専任メンバーに相談し、
必要に応じてIASB側に解釈指針等の作成を要求するということを
行なっていくようです。
本来は日本独自に適用指針を用意した方が楽なのでしょうが、
正攻法の手段をとるしかなさそうです。
そして、もう一点、議長は興味深いことを指摘していました。
今までIFRSを導入した国ではどこでも
当初想定しなかったような問題に直面するということです。
予想もしなかったような問題は必ず起きると断言していました。
やはり早い段階からの準備が一番重要なのだそうです。
これは各企業だけの問題ではありません。
IFRSは日本全体が積極的に取り組まなければならない課題なのです。
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