新型インフルエンザが「アジアかぜ(死者100万人程度)」の致死率と感染力という発表がなされたためか、急速に対策に取り組む企業が増えてきたように感じています。が…。
また、新型インフルエンザ対策と一口に言っても
①従業員の健康管理を念頭においた対策プラン
②事業を維持・安定させるための労働安全衛生対策及び組織体制・運用プラン
③事業継続性計画に基づく対策プラン
の3つのパターンがあります。
①については、厚生労働省のWEBサイトで様々な情報が提供されていますし、②は社会保険労務士に相談して頂いて、③は中小企業庁などがBCPに基づくガイドラインを発表していますので、そちらをチェックしてみて下さい。
社員の隔離や休業、在宅勤務などの準備には、就業規則や休業規定の見直しがほぼ必ず必要となりますので、その点については専門家と十分協議する必要が出てくるでしょう。
尚、途上国の感染症対策は、対応すべき感染症の種類が多く、新型インフルエンザだけに対応することは難しいそうです(マラリアやコレラ、エボラなどなど生活に密着した既知の感染症が多数ありますし、地球温暖化であと数度気温が上がると、九州地方もマラリア発生地域に入るという報告もあります)。
感染者数が多い国は検査が充実している先進国だからと考えた方が良い段階にきているのかもしれません。
http://www.enna.co.jp/BCM/pandemic.html
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