「KY」の裏側とKYの壁を越える意味

2008.09.10

組織・人材

「KY」の裏側とKYの壁を越える意味

齋藤 秀樹
株式会社アクションラーニングソリューションズ 代表取締役 一般社団法人日本チームビルディング協会 代表理事

ある若手の研修で、自分の意見を率直に発言した仲間に対して「KY・・・」とささやく声を耳にしました。 KYという言葉に象徴されるように、その場の空気に敏感で場を乱すことに憶病な彼らに違和感を覚えました。

皆さんはこの声から何が聞こえてきますか?

「誰も甘やかされることを望んでなんかいない」「真剣に関わり本気で取り組みたい」「挑戦し成長し、自己の価値を実感したい」

・・・そんな声が聞こえてきませんか?

仕事を本気で取り組んだら楽しい・・・上司であるあなたは、大人であるあなたは、本気で実践し伝えていますか?
もしかしたら、若手社員が育たない原因は、若手社員にあるのではなく、中堅社員や管理職の姿勢(大人の後ろ姿)にあるのではないですか?

何故か、大人の自信の無さが子供たちや若い世代を鏡として映し出されているように感じます。

私達が人生という時間を費やす目的は、夢のない、自分の価値も感じ取れない社会を作ることではないはずです。もう一度、自分の後ろ姿を確認してみませんか。そこに映し出されているものが、言葉以上に周囲に強烈なメッセージを発しています。

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齋藤 秀樹

株式会社アクションラーニングソリューションズ 代表取締役 一般社団法人日本チームビルディング協会 代表理事

富士通、SIベンダー等において人事・人材開発部門の担当および人材開発部門責任者、事業会社の経営企画部門、KPMGコンサルティングの人事コンサルタントを経て、人材/組織開発コンサルタント。

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