「引き寄せの法則」が胡散臭い理由。

2014.05.26

ライフ・ソーシャル

「引き寄せの法則」が胡散臭い理由。

中村 修治
有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役

「引き寄せの法則」なるものがどうもしっくりこない。この違和感を、坂本龍馬が教えてくれた。

坂本龍馬の直筆の手紙は、現存するもので160通あるという。その手紙の文面でいちぱん良く使われ ている言葉を調べたら「はからずも」であったらしい。

「思いがけず」を意味する言葉で、たまたまの出会いや出来事に恵まれそれを活かして己の道を切り開いた龍馬らしい言葉である。

「はからずも≒図らずも」である。計画したわけでなく、別段意図したわけでもなく、さまざまな出会いや出来事が、坂本龍馬の身の上には起こったのである。いまで言う「引き寄せ」ちゅうやつである。

「思考は現実化する」みたいことを教える引き寄せの法則系の書籍やセミナーが山ほどある。全部が胡散臭いっ。正直なところ、どこかで馬鹿じゃなかろうかと思っている・・・。もうその時点で「図っている」ではないか。そんなもん学問や法則と称した時点で、糞みたいなものである。

きっと維新の志士たちの「志」は、図ったものではない。本当に思い込めばその通りになるみたいな、薄っぺらな法則にのっとって動いていたわけではない。引 き寄せるぞぉって思考の前に生まれる人脈は、きっとロクでもないものなので気をつけた方がいい。

人脈は、引き寄せるものではない。
人脈は、作ってから仕事をするものではない。

仕事して「はからずも残る」ものである。

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中村 修治

有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役

昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。 その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。

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