例えば、金融機関の貸し渋りで不況真っ只中にある不動産業界ですが、この逆境下にあっても、中古マンション流通市場は堅調に推移しています。首都圏では新築マンションの供給戸数は2004年をピークに年々減少していますが、中古マンションの成約件数は増加しています。この好況を推進しているのがリノベーション、つまり中古マンションの再生事業です。また設備投資の自粛に伴い、空調設備等の設備メンテナンス事業も好調です。
最近、外出するとお金がかかるため旅行や外出を控え家でのんびりと過ごす人が増えています。そのため、家の中で楽しむグッズやサービスも好調のようです。レンタルビデオのツタヤ・ディスカスでは、会員数は前年比約170%と順調に推移しているそうです。
バブル崩壊時、金融機関の不良債権の処理に伴って不動産の競売が増え、ビルの谷間の狭小な土地はコインパークに変身しました。昨今このコインパークの有効活用を狙ったビジネスが出てきました。コインパークの空間を利用して簡易建物を立て、レストラン、雑貨店等をテナントに入れて利回りアップに貢献するビジネスモデルです。
これらの「不況時好調ビジネス」を運営している会社はM&Aの買い手としても活発に投資を実行し、不況時を逆手にとって成長を加速させています。証券界でよく言われますが「人の裏に道あり、花の山」作戦です。
1989年バブル真っ盛りの時に米国の南メソジスト大学の教授が「1990年大恐慌」という本の中で日本のバブル崩壊を予言しました。彼は、不況時に繁栄する業種として以下の4つを挙げています。来年の新規事業立ち上げ、M&A戦略立案の参考になればと思います。
1.教育産業
不況時に儲かるビジネスモデルとM&A
佐武 伸
株式会社サンベルトパートナーズ 代表取締役
株式会社サンベルトパートナーズ 代表取締役
佐武 伸/経営戦略
米国発の金融危機の影響で日本の消費者の財布の紐は固くなり年末商戦も相当苦戦している模様です。消費者の節約傾向は相当続きそうな気配ですが、このような環境下でも頑張っているビジネスがあります。
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