検索サイト「NAVER」が急上昇中のワケ

2010.02.05

営業・マーケティング

検索サイト「NAVER」が急上昇中のワケ

島 良祐

数々の海外発サービスが日本でいまいちになってる中、韓国発の検索サイト「NAVER」が人気急上昇中。 特殊な技術? 画期的アイデア? 有名タレント効果? そのワケは、意外なところにあるのかも。

from アドバタ会議

半年ほど前のエントリーに書いた、韓国発の検索サイト「NAVER」が
ここに来て本格的に波に乗った感がある、というCnetの記事

これまでにも、外国でブレイクして、鳴り物入りで日本上陸を果たした
サービスは多いが、なぜか、日本では鳴かず飛ばず、ってサービスも
少なくない。。

いや、多い。

ってのも、書いてた

ま、 SNSに限った話じゃないです。

どうすればサービスとして成立、つまり、ユーザに一定の満足を提供
できた結果、サービスとして価値アリ、との判断を市場からいただき、
且つ、当然、事業としての成り立つ収益が得られることって、意外と
やることは普通のコトばかり。

でも、それに至るハードルが多々あるにも関わらず、何とかなるやろ、
的にローンチしちゃってるケースが大半。結果、分かっていたものの
どうにもならなかった、とか。
(わかっていたのは、できると判断しちゃってた、現場以外の人)

普通のコトとは、利用者の立場でサービスを俯瞰して、利用者に喜ば
れるコンテンツを提供し、それを利用者の皆さんから提供してもらう
土俵を提供し、目の前の一人ひとりを確実に満足させることに集中し、
その満足が第三者に見えるような場所で公開しておく、と。

つまり、 CGMをユーザ感覚で理解していることは、裏技でも特殊な術
でもなく、誰にでもできるはずの当たり前のことだけど、まずはそこ
をちゃんとやれてるかに尽きるかも。

「NAVER」は、正しく、利用者のインサイトを見続け、それを迅速に
サービスに反映させた結果だと思います。当たり前とか書いてますが、
ホントにすばらしい!

検索数が急上昇したって事実を踏まえて、今一度、サイトをよーく
見直してみると、超画期的な技術とか有名タレントを使った広告とか
ポイント貯めて儲かるよとか、そういうことじゃないよね、ってのが、
よーく分かるはずです。

Twitterを活用したユーザコミュニケーションもきちんと運営されて
いて、「やれることをちゃんとやった」結果だなーと実感してます。

2 月から、某・女性向けポータルサイトのリニューアル、どころか、
超大幅刷新、根本的リニューアル、を指揮することになり、再度、
自分自身で確認してみました。

Twitterも、当然、活用しますが、 個人アカウントとは別で、中の
人に頑張ってもらう予定です。トレーニングをしてからなので、
2月中にデビュー、ということで。 乞うご期待。

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