罪滅ぼしのCSR活動から、共感を得る社会企業化へ

2009.01.07

経営・マネジメント

罪滅ぼしのCSR活動から、共感を得る社会企業化へ

中島 康滋

社会が企業への監視体制を強める中、社会的責任を追及しはじめています。しかしこの関心が高まっているという状態はピンチではなくチャンスなのです。このチャンスを活かす社会企業化への取り組みとはどんなものなのでしょうか。

次に、それを実行する社員やスタッフたちが、楽しく仕事をし関わるCSR的な活動についても理解し楽しく実施していなければならないでしょう。

自らの業務上の活動そのものが社会に貢献していないのに、別のことで社会責任を補填しようとしてもつじつまが合いません。

CSRと事業とが一体になること、それがとても大切です。

そして、CSR及び事業活動をした結果において達成できる社会的なミッションに夢がなくてはならないでしょう。

感動や共感を得られるような企業であればとても魅力的に映ることでしょう。

魅力のない会社への価値はあまり感じませんし、そのような会社を支援したいと思う人も現れません。

社会企業化は、会社が本来持っている社会的ミッションの再設定です。

近年、企業に対して社会が関心を持ち始めました。

もちろん、マイナス面への監視や責任追及などによって生まれた関心ではありますが、関心が向いている時であるからこそ、消費者の心を掴むチャンスでもあるのです。

まさに今は、ピンチでありチャンスなのです。

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