第1回 「空中に浮かんでいるメモ」
■その場所にメモを残す「特定の場所に、永遠にメモを残せる。ただそれだけなんです」
メモリ(MemoLi)とは、まぐまぐ創始者・大川弘一氏が立ち上げたケータイメモサービスである。ケータイのGPS機能を使い、自分が今いる場所を特定する。その場所で感じたことを写真と共にメモに残す。残されたメモは『永遠に』保存される。
「どこかに行ってメモリにアクセスしますよね。すると、その場所に以前来た人が残したメモが空中に浮かんでいて、それを後から来た人が読むことができる。そんなイメージですね」
少し哲学めいた言い回しをするなら、人は必ず『どこか』にいる。そして、そのどこかで何かを感じ、思う。そのとき、その場で心に浮かんだことを、自分がその場所で生きていた証としてメモに書き残す。メモリとは、そのためのサービスだ。

「サービスをスタートしたのは、今年の2月ぐらいから。今のところは、どこそこの店で食事をしてどうだったとか、どこかに出かけてこんなふうに感じたとか、そういうメモが多いですね」
メモリはまだ、プロモーションらしいことを何もしていない。まぐまぐのメールマガジン発行者用サイトに、わずかに一行「まぐまぐ前社長・大川弘一からのお知らせ」という文章が掲載されているだけだ。これをクリックするとメモリの説明ページに飛び、そこには簡単な説明がアップされている。今のところプロモーションは、これがすべてだ。しかもPCからではメモリにアクセスすることはできない。













