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あなたの「お時間」How Much?

竹林 篤実
コミュニケーション研究所 代表
竹林 篤実/仕事術
3.7
19,276
2007年11月11日 16:20

格差社会でもっとも貴重なリソースは、間違いなく時間になる。まさに『Time is Money』である。なぜなら、どんな大富豪でもセレブでも一日は24時間と決まっているわけで、つまりは一時間の価値が人によって違ってくる。そこを上手く付いたビジネスがある。

通称ユニバ(こんな呼び方するのは関西だけかもしれないけれど)、正式
名称ユニバーサルスタジオ・ジャパンには「エキスプレス・パス」なるオ
プションチケットがある。このチケットをアトラクションの入り口で見せ
れば、行列をサクッとパスすることができる(これまた関西弁でいえば
『横入り』できるともいう)。


とても便利なチケットである。加えて真夏ドピーカンで汗ダラダラなんて
日には「あなた達はそうやって並んでいるのね、お可哀想に。私は後から
来たけど、お先に行かせていただくわ」的優越感をくすぐってくれたりも
する格差チケットでもある。


これがなぜ格差チケットなのかといえば、それなりの追加料金を支払わな
いとゲットできないからだ。ユニバでは入場料さえ支払えば本来は追加料
金なしですべてのアトラクションを楽しむことができる。そんなの当たり
前である。そもそもスタジオ・パスと呼ばれる1日券自体が大人なら一人
当たり5800円もするのだ。それだけ払わされて中に入っているにも関
わらず、さらに各アトラクションごとにお金がいるということはあり得な
いでしょう普通は。それこそ盗人に追い銭みたいな話である。


しかしである。ここが実に巧みに、ある階層や考え方の人たちの心理をつ
いていると思うのだが、中には「5800円も払っているのに、長い行列
に並ばないとあかんのかよ(ケッ)」と憤る方もいらっしゃるのだ。ある
いは「並ぶぐらいなら帰ろう(5800円はもったいないかもしれないけ
れど、大切な時間を行列に並んでボーッと過ごすならもっと有意義に時間
を使いたい)」と考える方もおられるはずだ。

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[担当ビジョナリー]
竹林 篤実
 

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