携帯フィルタリング:影響を受ける未成年へ伝えたいこと

2008.02.05

仕事術

携帯フィルタリング:影響を受ける未成年へ伝えたいこと

寺西 隆行
(株)Z会 教室事業部特命職

総務省が音頭をとり、携帯キャリア、コンテンツプロバイダー、みんながまさに「踊らされている」携帯フィルタリング措置。 未成年の皆さんがウソの情報に騙されないよう、願いを込めて。

ITMediaのニュースより。
「まぢわかんない」「悪い大人を取り締まって」――携帯フィルタリングに未成年者の反応は
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0802/01/news120.html

1月上旬から中旬にかけて、各携帯キャリアが発表した対策について、未成年自身がようやく、当事者意識を持ち出したー
そんな感じでしょうか。

まず、今回の各社が発表しているフィルタリングについての「個人的な」意見を。
※携帯三キャリアの現時点での姿勢は、各キャリアのサイトを御覧下さい。

ホワイトリスト方式によるブロッキング(docomo、Au)には「反対」です。
上記記事でも述べられている通り、一部の有益なサイトも一斉に同じ扱いになる、などの理由もありますが、「危険から保護すれば保護するほど、保護の枠が外れたときに、その危険を認知していない人間が被る危険が大きくなる」という、リスク管理上における僕自身の考え方に基づきます。
ホワイトリストがデフォルトのユーザーが、規制の枠を、あるタイミングで一斉に外れたときーそこに待ち受ける危険は、「携帯は危険もあるんだよ」と認知させながら行動している人間たちの総体よりも大きくなると思うんです。

なので、現時点では、デフォルトをブラックリスト方式にするが「処々の事情を考えた最善の策」と思っています。
こちらも、コミュニケーションサイトが一斉にダメになる、など、「良いコミュニケーションサイト」もみとめられなくなりますので、いろいろ難点もありますが、「しょうがない」の領域じゃないでしょうか。

…とはいえ、docomoさんとAuさんがホワイトリストにベクトルを進めたのも仕方がないと思っています。
12月上旬の総務省の要望を見れば、僕がキャリア側の、一担当者なら「そうせざるを得ない」と判断しちゃうと思いますから。
※もっとも総務省は「そこまでするとは思わなかった」と、また要望を揺り戻す動きになっていますけどね。

そして、ホワイトリスト方式にコマを進めて一番ダメージを被るのは、他ならぬキャリア各社張本人。
未成年向けの様々な広告展開が一斉にダメになりますからね。
(キャリアそのものが媒体展開していて、そこがだめになる、とか、そういう単純な話でもないです。ここでは省略。本題ではありませんので)
それをわかって、その方式にコマを進めたのは、そうせざるを得なかったんでしょう。きっと。

次のページ1.正確な情報を「調べる」。

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寺西 隆行

寺西 隆行

(株)Z会 教室事業部特命職

幼児から大学生・若手社会人の教育に携わる(株)Z会にて、教室部門にて様々な開発に奮闘中。前任ではWeb広告宣伝・広報・マーケティングなどを担当。 ※本サイト投稿記事は個人の見解です。

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