第三回:10年前のISOから脱却できる『魔法の質問』

2015.12.17

経営・マネジメント

第三回:10年前のISOから脱却できる『魔法の質問』

古江 一樹
株式会社ISO総合研究所 専務取締役

10年前のISO9001やISO14001からは、この質問をするだけで脱却できる!具体的なISOスリム化をスタートをきる第三回。

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(前回のあらすじ)http://www.insightnow.jp/article/8865

・自動車製造業『プリ機械』で働く26才の磯川。

・将来の工場長にと社長の期待も高い優秀な若手。

・ISO前担当の山田が退職になると同時に社長からISO担当に任命される。

・現状を把握しようと全担当の山田の机に向かい、山のような文書と出会う

・検索するとISO9001もISO14001も今はシンプルに運営できるらしい

・しかし自社のルールは複雑。彼はこれを打破しようと決心した。

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-当社のISO9001、ISO14001は10年前に作ったまま放置されている。これは当社の実態に合わせて変えてiけるんだよ!-

グーグル先生からこれを教わった磯川は、まるで,何百年間も開けられなかった深海に眠る海賊の宝箱を見つけたかのような高揚感を覚えた。

頭の中がすっきりしたら、磯川は強い。放置された荒れ地をまっ平に整地する重量級ブルドーザー顔負けに、パワフルに動き出せる。磯川のパワフルさは、かつて会社を救ったことがあるくらいである。

昨年12月、プリ機械は設立以来最大の危機ともいえる塗装不良問題が勃発した。工場長の酒井は検査工程に人員を廻して流出防止に取り組んだ。これにより一時的に不良流出が止まり大問題は回避できたのだが、その裏、根本原因は放置されたままの状態。

従業員の疲弊が目に見えてわかるようになっていた。

手直しによる製造原価アップも会社そのものも疲弊し始め、プリ機械はずるずるとダークサイドへ導かれているともいえる状態にあった。

“このままじゃまずいな・・・”

磯川は自分の中で一番のブレインである、取引先の品質管理部長の田中に相談しに走った。「放置してるととんでもないことになるぞ。すぐに塗装工程や関連する前行程をすべて見直した方がよい」こう教わった磯川は、昼も夜も関係なくブルドーザーとなって製造ラインを見直した。その結果、一部工程の管理方法を変更し、金属部辺の角に丸みを加える加工を技術の対応を思いついた。これを展開したことで、この塗装不良を撲滅できた。

磯川は、同じくブレインである田中部長にISOの件も相談してみた。『よい会社があるよ』と教わった会社が、『ISO総合研究所』であった。とにもかくにも、磯川は電話をしてみることにした。

「お電話ありがとうございます。ISO総合研究所の後藤がお受けいたします」

電話の声の男は、ちょっと甲高い声だが第一印象は悪くない。“これなら・・・”と田中部長に紹介してもらって連絡したことを伝えた。「実は当社は昔ながらのISO9001やISO14001のルールのままで運営していましてね。これを変えていきたいんです・・・」

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