今回のコラムは、「効果的なSEO対策を行うためのWEBコンテンツの設計の仕方」をご紹介する。WEBコンテンツ設計で重要なのは、市場規模(検索回数)と検索ニーズの分析である。この分析の基本をこのコラムでご紹介するので、「こうやって設計するのか!」を新しい気づきを得ていただければ幸いである。
目次
(1)WEB検索の検索ニーズ「見込み客は何を知りたいのか?」
(2)WEB検索の市場規模「どれだけ検索されているか?」
(3)分析手順1「検索ニーズを調べてリストアップ」
(4)分析手順2「市場規模を調べて一覧表にする」
(5)分析手順3「顧客が何を知りたいのかを把握する」
(6)分析手順4「WEBサイトのコンテンツを考え見込み開拓できないか検討する」
(7)まとめ
WEB検索の検索ニーズ「見込み客は何を知りたいのか?」
最初に、WEB検索の検索ニーズについてご説明しよう。WEBは、情報を得るためのメディアであるため、検索者は、情報を得るために「知りたい情報」を「キーワード化」して検索エンジンを使って検索している。そのため、検索ニーズを一言でいえば、「何が知りたいのか?」である。
ビジネスで活用するWEBサイトの場合は、この検索ニーズを分析しないことには、ニーズに合っていない情報提供をすることになってしまう。これではいくらSEO対策しても、見込み獲得はできない。いくらコンテンツを公開しても効果は得られない。
WEB検索の市場規模「どれだけ検索されているか?」
次に、WEB検索の市場規模についてご説明しよう。市場規模とは、「どれだけ検索されているか?」である。検索回数という言い方もする。
検索ニーズを知ったとしても、検索市場が少なければ、集客力は全然強化されない。SEO対策を強化したいのであれば、検索市場のあるキーワードで対策しなければならない。
検索ニーズと市場規模を分析する必要性
このように、検索ニーズと市場規模をWEB制作の前に分析しておくことは重要である。もう一度まとめると下記のようになる。
(1)検索ニーズ(検索者は何を知りたがっているのか?)を知らないとニーズに合っていない情報提供をすることになり、見込み開拓ができなくなる。
(2)市場規模(検索される回数)を知らないと、いくら情報を公開しても集客力が向上しない
では、この「検索ニーズ」と「市場規模」はどのように調査すればいいのだろうか?ここでは、その簡単な方法を1つご紹介しよう。なお、説明を分かりやすくするために、「印刷会社のWEBサイトを制作する」という前提で進める。また、今回はGoogleを対象に検索ニーズと市場規模を分析する。Yahooも同様に分析する方法があるが、また別の機会にでもご紹介しよう。
分析手順1「検索ニーズを調べてリストアップ」
最初の分析は、検索ニーズである。検索ニーズの調査方法は、検索エンジンの「サジェスト機能」を使って分析することができる。そのやり方は下記の通りである。
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