新しい価値の見つけ方を自社商品の”使い方”から学ぶ

2013.02.26

営業・マーケティング

新しい価値の見つけ方を自社商品の”使い方”から学ぶ

荻野 永策
株式会社ALUHA 代表取締役社長

本日のコラムは、2013年2月18日の日経MJの1面記事「食品の通販代行人手不足カバー」から「新しいし価値の見つけ方」を考察してみたいと思います。特に印刷関係の方は参考になるかも!?このコラムにより、「ウチの商品もこういう使い方とセットにして売れば、こんな価値が生まれるのでは?」と新しい価値の提案につながれば幸いです。

こんにちは!WEBを活用した営業戦略コンサルタントの荻野永策です。

このコラムの内容

1:参考記事紹介
2:ポイントは”DMの送り方”という日本郵便の”使い方”
3:活路は使い方、そこから価値を見出そう

参考記事紹介

2013年2月18日発行の日経MJの1面に掲載された記事をご紹介しよう。
記事タイトル:「食品の通販代行 人手不足カバー」

----記事概要----

・観光農園である山梨県の御坂農園は、日本郵便と電通が共同出資した会社が手掛ける「ワンライン」というサービスを活用
・「ワンライン」は客のリストを電子データ化し、ダイレクトメールを作成、発送し、注文の受け付けも代行するサービス
・通販の手間(人手不足)を解消し、農家などの利用者を支援
・同様のサービスはありがちであるが、「いつ、どの手段でどのくらいの注文が入ったのか?」を蓄積できるのが最大の特長
・御坂農園には25000件のリストがあるものの、いままでは手作業で1000件のDMがやっとで、貴重な「資源」は眠ったままだった
・25000件のリストは過去に来園してくれた顧客で、来園経験がある顧客なので、DMの効果は期待できる。しかし人手不足でできなかったが、「ワンライン」のおかげでできるようになった。
・昨夏は3400通のDMを送り、通信販売の売上は440万円に。DM発送数は前年の3倍、売上は前年の15倍になった。

・さらに日本郵便は「ネットスーパー」ならぬ「手紙スーパー」も開始
・愛媛県のスーパー「ママイ」と組み2011年11月から開始
・会員登録してカタログ掲載商品の番号と個数を専用の注文用紙に記入し、自宅のポストに毎朝9時30分までに入れておく。郵便配達員がそれを回収し、翌日には注文商品が自宅に届く。

----記事概要ここまで----

ポイントは”DMの送り方”という日本郵便の”使い方”

この記事では、日本郵便の取り組みを中心に紹介しているが、日本郵便は自社サービスの使い方を考え、それをパッケージにして販売し、自社の売上向上を狙っている。

「ワンライン」がよい例であるが、顧客リストを「こういう風に活用したら売上が上がるのでは?」と顧客リストの活用方法を提案し、その中の手段として「DM」を組み込み、郵便物の増加を狙っている。「DMを送りませんか?」という提案ではなく、「DMと顧客リストを活用すれば、優良顧客が増えるんですよ」という提案を行っている。つまり、優良顧客の増加という「日本郵便の使い方」の提案と言えよう。

次のページ活路は使い方、そこから価値を見出そう

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荻野 永策

株式会社ALUHA 代表取締役社長

Javaプログラミングができるマーケティング、営業戦略コンサルタント。

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