本日のコラムは、「強みの活かし方」について、「ウェディングの販売戦略」を例に考えてみたいと思います。このコラムで、「こういう風な強みの活かし方もあるのか!なるほど!」と何かしらの気づきがあれば幸いです。
はじめに
こんにちは!石川県金沢市の株式会社ALUHAと申します。弊社は、売れる仕組みを考える仕組み「StrengthMap」を活用して、マーケティング戦略や営業戦略、WEB戦略のコンサルティングを行っている会社です。よろしくお願いいたします。
強みの伝え方
どのような業界であれ、「強みが伝わらない」ということが多々あります。例えば、今回のテーマでもある結婚式場の場合、「一生に残る思い出の結婚式をご提案します」とか「感動の結婚式で最高の1日をお二人に」などのように、「思い出」や「感動」、「最高の1日」という言葉を使い、その点を強調してWEBサイトや印刷物が制作されています(すべての式場がそうであるというわけではありません。そういう結婚式場もいくつかありますよね?という意味です)。
これらは、各結婚式場に、「感動や思い出、最高の1日を創造するウェディングのプランニング力、演出力」があって、それらを一言で表現するためにこういう言葉を使っています。つまり「プランニング力、演出力」が強みというわけですね。
しかしながら、顧客から見た時、「感動ってどういうこと?自分にどんな感動があるの?」というように、感動という言葉があいまいであるために、理解しにくい部分があります。当然「思い出」や「最高の1日」という言葉も同様です。強みを伝えているようで実は伝わっていないし、競合も同じような事を言っていたら比較のしようがありません。
こういった、強みが目に見えないもの(喜び、感動、企画力等)の場合、どうやってそれを伝えるのか?がポイントになります。より具体的に伝えることができたならば、まさに強みを活かせる営業となるのは間違いありません。
そこで、今回のコラムでは、「感動という顧客価値」どのように顧客に伝えるのか?という販売戦略をポジティブドリームパーソンズのプロポーズ広告プレゼントキャンペーンからひも解いてみましょう。
参考記事
参考記事:紙面でプロポーズ!? 求婚広告プレゼントキャンペーン
参考URL:http://www.j-cast.com/mono/2011/12/01114923.html
----記事引用部分----
ポジティブドリームパーソンズは、2011年11月24日から12月18日まで、「新聞広告を使ってプロポーズしたい人」を一般公募し、2012年1月27日、産経新聞で当選者1人のプロポーズメッセージを掲載した「求婚広告」を出稿する。
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