キャリアの断層と自分との競争

2010.09.10

仕事術

キャリアの断層と自分との競争

純丘曜彰 教授博士
大阪芸術大学 哲学教授

/内定率などと言っても、中身はさまざま。リストラにおいても、大半が失職失業する一方、逆に出世する者もある。キャリアには断層がある。新規投資の再査定に耐えられるだけの将来性を、日々、新たに身につけていかなければならない。/

 夏王朝を倒した湯王は、洗面盤の底に「とにかく日は新たまった、きょうも日は新たまる、そしてまた日は新たまっていく」と刻み、毎朝、慢心なきよう、自分を戒めた。ファッション・デザイナーのココ・シャネルもまた、今日、新たな運命に会いに行くのだと思って全身全霊を着飾れ、と言う。昨日は昨日、今日は今日、そして、明日は明日。過去にこだわらず、現在にとどまらず、つねに未来を求めていなければ、次の運には出会えない。他人との競争ではなく、過去の自分、現在の自分との果てしない競争だ。今の自分が昔の自分に追い抜かされてしまうようでは、世の中から取り残されても、文句は言えまい。

/by Prof.Dr. Teruaki Georges Sumioka

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純丘曜彰 教授博士

大阪芸術大学 哲学教授

美術博士(東京藝大)、文学修士(東大)。東大卒。テレビ朝日ブレーン として『朝まで生テレビ!』を立ち上げ、東海大学総合経営学部准教授、グーテンベルク大学メディア学部客員教授などを経て現職。

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